2017/08/02 (水)
13:51 |
なべちゃんエッセー
夏になると 父を思い出す
半袖の白い下着
膝の出たヨレヨレズボン
茶色のモード履き
黄色い麦わら帽子
定番のファッションが
近所でも有名だった
結構な文学者風のおじいちゃんで通っていたから
みすぼらしくは映らなかったのかもしれない
僕自身が
あの頃の父と同じ年齢にさしかかってきた
俺はどうだ?
世間体は気にしない
これは親父譲りだろう
僕の中に母親譲りを見つけることは難しい
少なくとも・・・
父とは対極にいたはずだ
それがどんなものなのか・・・
言葉や仕草や心の有り様のなかに
それを見つけるのが難しい
posted by
わたなべあきお | - | -