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いつだって

言葉としては届いたのだろう
でも
心は届いちゃいないんだ

むしろ
正反対に受け取られ葬られる
揚げ足取りとも思えるような
ある一言をめぐって
延々と論戦が始まる

僕はいつも敗者だね
沸々と湧き上がるものはあっても
僕は心の隅に閉じ込める
破れそうな膜を
二重三重にガードして

いつだってそうなんだ
いつだって25.9.12-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

捻じれ

何も言わない・・・

そんな優しさもある

言葉を用いず・・・

心を送る

疑心は、心底信じていない印かもしれないね


呼び戻した日常は

活き活きとしてますか

遠くに追いやった非日常に

未練はありませんか

きみには

両者を併せ持つ器用さはないからな


きみは

僕の中の美的なアンバランスを知らない

奇異に受け止め疑問符を投げかける

永遠に交わることのない

捻じれの位置関係

せめて・・・

座標軸の起点だけでも

共有していたかった





25.9.11-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

笑顔

笑顔というものを

遠い過去に置き忘れたきみが

笑った・・・

それだけ笑わなかったのかと思うほど

清楚な顔の

意外な場所に

僕は鮮明な皺を見つけて驚いた25.9.5-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

挿絵

拙い僕の詩に

きみが挿絵を描く

それがあのころの

二人の約束でしたね


きみはずいぶんと

素敵な絵を描いてくれたのに

僕の詩は

ちっとも進まなくて

発想の貧弱さを嘆いたものさ


いっそ画集にして

僕がその横に

ちょこっと書く方がよかったのかな

それでも

気の利いた言葉は生まれなかったような

気がするよ
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posted by わたなべあきお | - | -

夏の終わりに

追いかけない

待たない

追わなくても

待たなくても

来るものは来るし

来ないものは来ない


そう言い聞かせた

この夏の終わり25.8.27-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

言魂

眠るあなたに語りましょう

声に出して話しましょう

むかし・・・

あなたにそう教わったから

語りかければ

魂が聞いていると

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ひとりぼっちの二人

僕は

こういう状況には免疫があるんだよ

みんなが

寂しくて

悲しくて

耐えられない世界


僕はむしろ

落ち着くんだ


もう

あれこれと

賑やかさを求めたりはしないのさ25.8.17-1.jpg

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WHAT

あらゆる通信手段を断って

ぽつんと・・・独り

そのあとに来るもの

沈黙に反応するもの

それに賭けてみる


大事とか

大切とか

それって何だ?


煎じ詰めて

絞り込んで

見極めて・・・


そこに僕がいますか?

僕は

あなたの何ですか?25.8.16-1.jpg

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手紙

手紙を待っていた時代が懐かしい

相手の心なのに

その中身を想像して膨らませた


画一的な文字の羅列でなくて

相手の心が

文字の中に浮かび上がってくる

手書きの便箋に踊った左の胸


あなたの流れるように美しい

万年筆で書いた文字たちは

その言葉以上に

僕の心を揺さぶった


あれだけ待ち続けていて

しっかり受け止めることができたのに

返せない僕がもどかしかった

ガリ版切りのような尖った文字が

僕の想いを遮断した


目を見ればわかるよ

そんな言い訳が

僕の心の中を駆けずり回った25.8.13-3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

大丈夫ですか

君は

自分のことは何も言わず

ひとの安否を気遣う

それが

まともな人間としての

最低条件なんだろうね

大方は

自分のことばかり気にしている25.8.7-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

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