<< 2025/11 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

届けてよ

風よ

雲よ

鳥よ

届けてはくれないか

信じてくれたあのひとに

助けてくれたあのひとに

教えてくれたあのひとに

この想い

この誓い

この温もり

届きさえすればいいんだよ

返るものは何もなくてもいいんだよ

僕からのせめてもの恩返しさ

25.5.2-3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

眠れぬ夜

自分のことで 眠れないなら

仕方がない 自業自得だから

せめて

病に伏せる あなたのことで

職場で悩む きみのことで

眠れない今宵でありたい23.10.3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

横顔

「横顔が好きっちゃねぇ・・・」

そんな言葉が昨日のことのように想い出される

あどけなさの残った少女のような君が

旅立つ前の日の夕方

車の助手席でひとり言のように呟いた

ミニスカートからミディに替えた君が

急に大人びて見えた

僕はその言葉に誘われるように

君の横顔を見た


横顔.jpeg

posted by わたなべあきお | - | -

無重力

これほど下から見上げるアングルを
経験したことのない人もいるのだろう
と思いきや 彼もまた 
そこが最下層と思っているのかもしれない

この世は そうした連鎖なんだよ
巡り巡って 後ろに 下に
僕がいる

これまでの人生を
孫悟空が雲に乗って
飛び回っただけのようなものと受け止められるだろうか
いつも 誰も そうなんだよ
当事者はわからない
まともな客観視ができないのさ

座標軸を動かそう
ひっくり返して 斜めにして
心の無重力に
答えが潜んでいる
25.4.19-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

純白

真っ白は眩し過ぎて

目を逸らしてしまうよ

してもらったことのありがたさに

申し訳なさが重なって

ぼくは直視できないよ

黒い渦と灰色の雲が

ぼくの視界を覆い尽くす



25.4.15-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

逢いたくなったら

疲れたら 青空を見よう

泣きたくなったら 星空を見よう

想い出したら 目を瞑ろう

逢いたくなったら 夢の中で走ろう

青空でも 星空でも

瞼の奥でも 夢の中でも

きみは いつも笑っている

25.4.15-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

what

一個の生命を失うと

欲しいものは

何も無くなる

何のための人生なのかと

考えてしまうのです25.4.5-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

桜並木

あそこで逢おう

君は何処へ来るのだろう

あの橋の畔?

あの坂の上?

あの公園の桜並木?

25.3.29.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

アンバランス

何もかも 言葉にして

解ってもらうのが

いいことなのか


一番の想いは しまっておいて

想い測ってもらうのが

幸せなのか


そこが ふたりの

アンバランスでしたね

25.3.28-4.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

サクラ

いま 何を考えていますか

さくら咲く この季節に

会いたいですね


いま 誰を想っていますか

さくら散る その前に

逢いたいですね25.3.28-3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top