きれいな金か きたない金か どこで見極める? 同じ札束〜一緒じゃないか ここで 首を縦に振るか、それとも横に振るか 大きな分かれ目だ 悪魔の囁きは 善人(普通人)のそれと ほとんど変わらない
あなたは覚えていないでしょう 思い出しもしないでしょう そんなものです 距離と時間 ぼくは覚えています 鮮明に 思い出します 昨日のことのように (黄砂)
あなたはピエロでしたか ぼくはピエロに見えたらしいです じぶんでは演じてなんかいませんからね 処世術のひとつとして ぼくはいつも笑いを浮かべていました はにかみとでもいうのでしょうか 笑顔良しのあきちゃんでしたよ 心で泣くほどの重さは意識しなかったにせよ 無意識の奥深〜い部分で ぼくは涙を流していたのでしょう
せめて・・・ 一隅を照らす存在でありたい いや・・・ だれか一人の支えでありたい 力まず 肩ひじ張らず ありのままで そいう存在でありたい と、思うのであります
棘が痛い 薄い胸の幕を突き破る 発信源に そこまでの意図はないことくらい 分かっているさ でも、確実に突き刺さる 僕には、それを抜いて投げ返すだけの力は もうないんだ 悔しいけれど・・・ 自虐的に、万歳を三唱しようじゃないか
傘もささずに 雨に濡れて歩き 安アパートにたどり着いた 異常な悪寒に襲われて 寝袋に潜り込み 二日二晩 体を丸めて犬のように眠った 熱と汗と涙と幻と・・・ すべての日々と和解しよう 窓外の星たちは 僕をやさしく迎えてくれた
ずっと青春時代であったなら これって何も欲しくはないな 腹減っても水だけ飲んで 二日や三日はへっちゃらだった 好きな娘はあこがれだけで いつも遠くから見つめてた ジーパン二本と寝袋で どこで寝たってへっちゃらだった 足枷手枷の今だけれど 不貞寝の夢は青春そのもの 自由闊達飛び跳ねてるよ きみも少女そのものさ あのころ打ち明けられなかったことを 堂々と口にしている僕 きみは戸惑い苦笑い それが小気味よくいと可笑し
ラフスタイルというより カジュアルないでたちをを教えてくれたのがあなたでした シンプルでさりげない・・・そんな魅力 あなたのそれを察知して 日々変わってゆく僕を あなたはやさしく微笑んで 見つめ続けていてくれた
花にもそれぞれ個性あり 衆目を集めて、これ見よがしに咲く花もあり 人目を忍ぶがごとくに、ひっそりと咲く花もある もちろん、後者好みの僕ではあるが 誰一人として振り向かない・・・というのも悲しい 一人で良い あなたひとりで良い それだけで、勇気百倍頑張れる
ゆっくり ゆっくり かたつむり大作戦 触覚は張り巡らして 情報キャッチは怠りなく 新幹線では見えないものが 鈍行ならハッキリ見える この切り替えだな メリハリ メリハリ
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