右折待ちの僕は 直進してくる君の車とすれ違った 個性的な車だから すぐに分かったさ 君らしく まっすぐ前を見て 背筋もシュッと伸びていた 右手を挙げそうになって なぜか引っ込めてしまった ほのかな喜びというか ちょっとした幸せ感にひたって 一瞬右折信号を見逃しそうになってしまった自分が 恥ずかしかった 元気そうで何よりさ
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