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ふるさと

♪今頃は 丘の畑に
 桃の実が 赤くなるころ
 遠い日の 夢の数々
 ぼくは知りたい きみのふるさと
 ふるさとの はなしをしよう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

♪祭りも近いと汽笛は呼ぶが
 洗いざらしのGパンひとつ
 白い花咲く故郷が
 日暮りゃ恋しくなるばかり
 小川のせせらぎ 帰りの道で
 妹ととりあった赤い野苺
 緑の谷間なだらかに
 仔馬は集い鳥はなく
 あー誰にも故郷がある
 故郷がある

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老い

老いが僕を追いかけてくる
憂いの瞳が僕を嬉しがらせる

若返ったつもりで若作りする
そんなことを呟いてた僕に
ふと、
昨日逢えなかった寂しさが過る
声さえも聴けなかった悲しみが...

ゴルフ動画の若娘に
あなたの姿を重ね見る
あんな頃もあったなぁ

フルスイングの躍動が
僕の心を刺激する
数えるほどのナイスショットが
瞼の奥でよみがえる

あの快感を呼び戻せ
そして老体に染み渡らせよ

白球はピン球に置き換わり
シャフトは腕が肩代り

力 全身に漲って
老いの悪魔を吹き払え

グッバイ 遠い青春

再来せよ 心の青春

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交感

交感

これがなかなか難しい

というより

さしたる策もなく

すんなりとその域に共に在る

というのが稀である

であるから

簡単に手放してはいけない

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友よ

♪友よ 夜明け前の闇の中で
 友よ 戦いの炎をもやせ
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

 友よ 君の涙 君の汗が
 友よ むくわれるその日がくる
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

 友よ のぼりくる朝日の中で
 友よ 喜びをわかちあおう
 夜明けは近い 夜明けは近い
 友よ この闇の向こうには
 友よ 輝くあしたがある

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討つ

他人を責める前に己を省みる

残念ながら少し攻めのトーンがダウンする

だからと言って、その姿勢を崩してはならない

自らを改良し臨戦態勢を整える

表面だけを繕っていたのでは

恥の上塗りをするだけだ

放つ矢さえも敵前で虚しく地面に落下する

赤穂浪士の決行前の忍耐と精進を見習おう
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裏門

呆けてしまった人間に、懴悔の気持ちは沸き起こるのか?

それ以前に自分が犯してきた数々の暴言、暴挙

心的に言えば、検察としての僕は死刑を求刑する

しかし、予想通り、弁護側は心神喪失を理由に無罪を主張する

ここまではシナリオ通りだ

分かっている

諦めている

問題はこれから先だ

屁理屈も何も通らない「天罰」が下されるからだ

まさしく「天誅!」

自らが自らを弁護する「潔い人生」を全うせよ

その虚ろな言動を晒す前に・・・

いわゆる「寂光」に裏門はない



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一輪挿し

あなたはまるで

かきつばたの一輪挿し

暗闇の中でも

スポットライトを浴びたように

凛として、しゅっと咲く

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僕が京都に来た時

誘った叔母は華道と茶道の師範で

僕も半ば強制的に教えられた

流風は清楚そのもので

僕の感性とも合致していた

それは人間(女性)をみる心とも相通じたものだった

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蒼空

波に乗るか

はたまたその波に乗り遅れるか

そのタイミングは微妙極まりない

上手く乗る人を世渡り上手と言うのだろうか

僕の観方はむしろ逆だな

乗り遅れて、波に翻弄されて、海底に叩きつけられて

死の直前を体験させられて

浮かび上がって来い

あの大波の後の凪ぎ切った大海原に

その疲れ切った体を仰向けにしてみろ

誰もが見ようともしなかった蒼空が

君の疲れを癒すだろう

そうなんだよ

その空は、僕であり、あなたなのです

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向こう三軒・・・

「向こう三軒両隣」というけれど、今やこれも死語になりつつあるようで、

借家や集合住宅ともなれば、名前どころか顔さえも分からないというのが

現実である。

 今朝の出来事、息子が仕事へ出かけたと思ったら、すぐに帰ってきて

「向かいの○○さんの家から声がする!僕は約束の時間が迫っているから

見て行ってあげて!」とのこと。向かいと言っても長い階段を隔てたお家で、

急いで駆け上がってみると、おばあちゃんが庭で倒れていた。

 家内も後からやってきて、二人がかりで抱き起してあげた。どうも庭の

草むしりをしていて、ちょっとした段差に躓いてこけてしまったらしい。

運悪く物干し台の支柱の間に挟まれるように倒れてしまい、自力では立ち

上がれない状態になってしまっていた。

 隣の敷地は空き地、真向いの家一軒は工事中で、今日は業者も不在、もう

一軒はすでに留守という悪条件が重なった状況だったのだ。われわれも家の

中では、テレビの音にかき消されて、おばあちゃんの声は聞こえなかっただ

ろう。いずれにしても大過なくて良かった!良かった!

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夢は現世の願望か

それとも

過去の哀切か

現れ来る笑顔に歓喜し

哀しき横顔に涙する

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