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背景の記憶(229)

中学一年生の国語の授業

永田先生はしなやかな(?)鞭を持っていた。

体罰は無かったと記憶しているが、黒板と言わず机と言わず・・・

ビシッ!ビシッ!とやられた。

まず最初にさせられたことは、国語辞典を左手で持ち、左手だけで

目的の語のページを瞬時に出すという特訓(?)だった。

両手を使っていたのでは、時間の無駄というわけだ。

もう一つは、助詞・助動詞の丸暗記

が の を に へ と から より で や ば と ても でも 

けれども のに ので から して で ながら たり だり れる

られる せる させる

どちらも、今でもできちゃうんだから、この特訓はすごい。 

父とは正反対の、眼光鋭いモーレツ先生だった。

posted by わたなべあきお | - | -

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