明るく行こう
楽しく行こう
上を向こう
前を向こう
忘れかけていた陽の部分
置き去りにしてきたジャンプ台
さあ、此処からだ
そう、これからだ
ホップ、ステップ、ジャンプ
一段、二段、三段ロケット
そう簡単には行かないさ
踏切オーバーもある
三段目で失速、墜落もある
この年齢での追試技、追試験は望めない
準備が万全なら、八割は成功したも同然という
さて僕は、その準備に怠りないか?
まだまだ、抜け落ちた部分があるのではないか?
猛暑続きの中で、枯れかかった名もなき草
アスファルトの上で息絶えたミミズ
どす黒い雨雲に覆い隠された青空
あなたの気丈なまでの仕打ちに
僕の心は練り鍛えられる
まるで青春時代のように
「さよなら」を文字化することもなく
もちろん言葉にもせず
あなたは僕の前から消えてしまった
それがあなたらしい別れのポーズ
鋭く、重く、余韻を残す
僕の心の重さの何倍もの負荷を背負っているのは
わかっているさ
それが貴方だ
それが貴方そのものだ
だから…僕はパネルにタッチできない
究極の自覚は
ひとの所為にしないこと
社会の所為にしないこと
政治の所為にしないこと
全ては己が責任
ギリギリまで必死に頑張って
それでもだめなら・・・
軒下の乾物になるまでのこと
あなたもテレビにかじりついていたんじゃないですか。
やりましたね❗ニッポン‼️
あなたは、富樫や河村の存在だったね。我々の時代はトップと呼んだ。
クォーターやサイドも今は違う言い方だ。
僕は左45度。切り込むドライビングショットが得意だった。
現在のようなスリーポイントも無かったし、劇的な逆転は少なかったね。
今では当たり前のオールコートプレスはしんどかった。
あなたは、脚力を鍛えるための自転車通学。部活が終わってからのシュート練習…
まさに努力の人だった。
男女の違いこそあれ、河村選手や富樫選手に、あなたを重ね見ていたよ。
「因果応報」昨日為したことの報いが、今日に現れるということもあるだろうが、
何十年前に為したことが、今日にその報いを受けるということだってあるのです。
それは確信をもって言えます。
そして悲しいことに、あまりの時の移りの長さ故に、当事者はそれを自覚できな
いということが、あまりにも多いのです。
観念的に言えば、この世でその報いを受けることはまだましで、その重荷が
来世に持ち越してしまえば、その自覚や反省さえできなくなってしまうのです。
「隔生忘却」とはそういうことです。前世でこんなことをしたから、今生では
こう生きようとは行かないのです。