仮の宿の世の中で もうひとりの自分が 目一杯生きている 投げ出しもせず 懸命に生きている 現世でのご褒美を望むわけでもなく 殊更来世を夢描くわけでもなく もう一人の自分が 足掻き、這いずり、進んで行く
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