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背景の記憶(284)

     職員室 2


みんなが何か被っている
水のように物がいえない

だれかがその圧苦しさを越えようとする
甚だしく卑屈に歪んだ語感がある

それをきっかけに
必然性のない観念論が同乗していく

なにかなじまぬもの
清れつでないもの

消化不良の内臓がかきむしる
混濁血液の錯流だ

不協和音は素通りしていきなさい
私の頭はますますひっこまる


           渡部 一夫

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posted by わたなべあきお | - | -

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