月は東に日は西に まだ青みの残った東天に 薄ぼんやりと歪な月が浮かんでいる 見つけたのは僕だけでしょうか 同病相哀れみ なんと存在感の薄いことでしょう 川の対岸を 大勢の人たちが上流を目指す こちらの岸は僕独り やがて本流は枝分かれする 此処が分かれ目 所詮目指す先が違うのだから 大きく深呼吸をして 山の頂を見据える 孤高と言うには程遠い 暗くなればあの月が 足もとを照らしてくれるだろうか
隣家解体に伴う修繕工事です。 京都の街なかは、こういうお家が多いですね。
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