<< 2026/02 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

時代

君たちが切り捨てた宝物は

二度とは戻らない

君たちが無視した技量は

誰にも引き継がれない

そしていつの日か

過ちに気付いたとしても

そう簡単には戻らない

世代と言ってしまえばそうだろうが

学びの姿勢を失った者に

流れ込む清き水はない

ドロドロとした泥流が押し寄せるだけ

posted by わたなべあきお | - | -

杖になりましょう

脚の骨を折ってしまったきみの・・・

若き頃の苦労が

骨を脆くしているのでしょう

だからせめて

ぼくが杖代わりになりましょう27.1.7-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

鳥になって

空を飛んだ

飛ぶというより

グライダーのように滑空した

鳥になったような

不思議な気持ち良さだった


小型飛行機が

僕を脅すかのように

すぐ近くを横切って行った

ジェット機がはるか上を

悠々と飛び去って行った26.12.31-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

巡り巡って 元に戻る

知己は 誰か

知己は きみだ

紆余曲折とは このための言葉か

切れたように 見えても

消えたように 思えても

厳然と 存在する

鋼のような 糸26.12.19-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

アナログ

紙の上に線は引けても

意識の中に線を引くのは難しいことだ

強く、太く、勢いよく

引きたいと思えども

芯が折れたり、インクが出なかったり、紙が破れたり・・・



目を瞑っては・・・

遠い海を航海したり

遙か草原を歩いたり

懐かしい友と語ったり



いやいや・・・

これではいけないと

手回し道具でエンジンをかけようと試みる

情けなくも、これしかできない

すぐそばに、タッチキーがあるというのに・・・26.12.16-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

シンプル

シンプル ファッション

シンプル ライフ

そう・・・だから

シンプル イズ ベスト

飾りを捨てると

残るべきものが残る

それこそが本質

正味のきみだ

モノトーンでまとめた服に

きみのハートが光り輝く

posted by わたなべあきお | - | -

サイレント

無音の世界に慣れましょう

静寂の極致にわが身を置きましょう

自ら逃げ込んだわけでもなく

誰かに追いやられたわけでもなく

奥深い森のような世界

聴力を奪われたかのような世界

そんな世界で

僕は確認のための声も出そうとはしない26.12.8-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

ダウン

砕け散った欠片を集めてみたさ
苛立ちと後悔の中で
あまりの破壊の力量に
ジグソーパズルのようにはいかなくて
ただ寄せ集めただけで
並べ替える気力を失った

こうなることはわかっていたさ
そもそも復元を考えるなら
これだけのパワーは使わなかっただろう

投げやりでもない
捨鉢でもない
やけくそでもない

なんなんだ
この鬱憤は
どこに向けてるんだ
この苛立ちを

超冷静なはずの
もう一人の自分が
どんどん小さくなってゆく

posted by わたなべあきお | - | -

いいじゃない

馬鹿正直でいいじゃない

糞真面目でいいじゃない

器用貧乏でいいじゃない

二枚舌より

要領よしより

人真似上手より

       

posted by わたなべあきお | - | -

銀杏

歩き疲れて 歩調をゆるめれば

脚もとの銀杏の葉が 笑って見える

一枚を掌に乗せ そっと包み込む

歌っておくれ 愛の歌を

踊っておくれ 恋の舞を

そうか

お相手が必要か

もう一枚を 拾いましょう

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top