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春霞

もうちょっと川下に行けば

大勢の人たちが

河岸に腰をおろして並んでいる

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ズボンをたくしあげて

水の中へ入りたくなるような陽気だ

でも、おそらく水はまだ冷たいだろう

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人気の少ない川上で

芝の上に寝転がってみようか

誰にも邪魔されず

何も考えず

ただ・・・ぼんやりと

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春の嵐

季節の変わり目

芽吹くもの

吹き出すもの

一方で

陽の目を見ずに

萎み行くもの

開花を実現できずに

蕾のまま朽ち落ちたもの

この一週間・・・
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分子

結局は

数字の大小ではなく

分母と分子の比率の問題であると気付く。

如何にして分子を小さくするか

如何にして分母を少しでも大きくするか。

それにしても・・・

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別れの季節

人それぞれの、個々の
深い事情というのは解らない。
何があったのか?
何が原因なのか?
突然やってくる別れもある。

ビジネスにおいては尚更だ。
そいう意味では・・・
雇われの身というのは大変だな。

栄転ばかりではない
左遷もあれば、解雇もある。
苦渋の退職もある。
そんな・・・別れの季節

かく言う僕は・・・
逃げ場はない。
ひたすら闘うのみ。
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今際

ひとつの命が消えた

身近過ぎる人の死は

分析めいた言葉を失う


何を言おうと

失われた時間は帰ってこないし

健康だったあのころに帰れない


如何に

人生の最期を迎えるか

それは

如何に生きたか〜の答えでもある23.3.5紅梅?.jpg

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スローで行こう

「人類が、地球が、加速度的に破滅へ向かっている・・・」とは

以前にも書いた記憶があるが

一個の人間としても、地域社会としても、国としても

結局は、誰一人としてブレーキをかける勇気を持てない・・・と言うことだろう。

時の流れを、何十年か前に戻すなんて

出来るわけがない〜その影響たるや

ひとつの人間や地域や国に止まらない

それこそ、地球の破滅だ・・・と。

されば・・・
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音読

音読の速さで本を読むというのは

よく噛んで食事をするというのと似てます。

ごちそうを急いでいっぱい食べても

へんな満足感しか残らなくて、身体に悪そう。

それよりは、もう「おばあちゃんのように読む」。

ぼくは、これで行こうと決めました。   (糸井重里)



※当然ながら・・・糸井氏は故吉本氏つながりです。24.3.19.jpg

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カテゴリー

カテゴリー「背景の記憶」は、実を言うと・・・

先日亡くなられた<吉本隆明氏>の本の題名から拝借したものだった。

(1994年・宝島社)

正直言って、詩集もその他も難解で

「こりゃムリだわ・・・僕には」だった。

ただ・・・誰かが言うように

活字としての言葉は難解だけれど、話し言葉はす〜っと入ってくるような気がする。24.3.17.jpg

そして・・・

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肩揉み

自らに

言い聞かすように喋る

それが心のバランス


言葉にして行く間に

自分自身が浮かび上がってくる

見えてくる

意外な再発見、新発見も

あるんだよ


疲弊した自分の

肩を揉む

もう一人の自分がいる

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流転

荒波の本流からはじき出されて

岩間の淀みに流れ着いた木の葉舟

渦にまかせて周回を繰り返す

また一艘

また一艘・・・24.3.13笹舟.jpeg

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