『はし鷹の 拳の下の温め鳥 恩を知らぬは 人にぞありける』 日扇聖人 鷹は、一晩の暖の為に捕まえた小鳥を、朝方に逃がし、その日一日は、小鳥の逃げた方角へは狩をしないと言う。それに比べて人間は?
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仏教の基本は「人のせいにしない」ということ。 誰かのせいにしている間は、気づけない、直らない、 変われない、成長できない、幸せになれない。 まず、人のせいにするのを止めること。 そこからスタート。 長松清潤 師
『そろそろと 改良すとは 思うなよ 闇に灯 得たる如せよ』 日扇聖人
『箸片し 持っては往なぬ 娑婆のもの 身に沿ふものは 功徳ばかりぞ』 (日扇聖人) ステイ−ブ・ジョブが言ったように、億万長者になったって それをあの世に持っていけるわけではない。しかし大方は やたらと金、金、金に明け暮れている。 後進国が先進国を羨むように、人間もまた富を求めて止まない。 掴もうと思えば、それは必ず逃げて行く。 「喜んで捨てる」ところに、福は流れ込んでくる。 この微妙な宇宙のバランス。
『傀儡師 胸に掛けたる 人形箱 仏出そうと 鬼を出そうと』 日扇聖人 あらゆる組織の浮沈は、そのリーダーにかかっている。 リーダー次第で、発展もし後退(沈滞)もする。 大きな会社的組織もあれば、宗教的組織も・・・ もっと言えば、家族でさえそうである。 主人の考え方(方向性)によって、家族(伴侶)は大きく影響される。 さて僕は・・・ 人形箱から何を出そうとしているのだろうか?
『 一尺の 愉しみせんと 十丈の 苦しみをする これが煩悩 』 ・・・凡夫転倒 『 果てしなき 天つ美空を 仰ぎ見て 仏の広き 恵みをぞ知る 』
身を捨てて 浮かぶ瀬もあり 法の海 日扇聖人 御教句
『欲少なくして、足るを知る』 なかなかその域に達することができない凡夫の悲しさ。 人を羨み、僻みっぽくなってしまうのが大方。
『なかなかに 松の葉越に 見ざりせば ただ清かなる 月夜ならまし』 (日扇聖人) いろいろあればこその人生 のっぺらぼうの人生で、何が楽しかろう 四苦(生・老・病・死)とは言うものの、受け止め方次第で 今日の生き方は変わる。
『世の中を恨むは愚か甲斐もなし 苦楽は己が報いなりけり』 社会の所為、政治の所為、あのひとの所為・・・・ 結局は責任転嫁
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