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匂い

女性の嗅覚には

いつも驚かされる

何にだって敏感に反応して言い当てる

それに比べて・・・

老いぼれの腐った嗅覚ときたら・・・

でも、新緑の匂いはわかるさ

これをキャッチできなくなったら

僕もお終いさ

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背景の記憶(244)

机の中に何か白い包みがあるのを見つけた。

深い事情も知らず、僕は「これナニ?」と声を上げた。

教室の何人かが僕のそばに集まってきた。

中にはエンピツと消しゴムが入っていた。

一瞬、背後に目線を感じた時には、もう遅かった。

彼女は廊下へ飛び出して行った。

小学生時代、最大のミス!
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素顔

「きみは素顔のままのほうがいい」

あまり近寄り過ぎたので、彼の暖かい息がふわりと私の頬にあたったほどだった。

彼は私の唇を人さし指で指し示しながら、私の顔を間近で覗き込んだ。

「今つけている口紅は、きみにはあまり似合わない。それに白粉をつけるのも

やめたほうがいいな。きみは自分を飾りたてたりしないほうが、ずっといい。

きみはもともとチャーミングなんだし、ありのままでいたほうが素敵だ」


                 「柩の中の猫」 小池真理子


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大方は・・・

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情報と知識

「私は本当はTVなど見たくないし、家の中にTVを置いておく必要もないと思っ

ているんだよ。TVは垂れ流しだからね。情報は垂れ流されると、受け取る側の

感覚をマヒさせることになる。それに、知っておくべき情報なんて、実はとても

少ないんだ。若い世代の連中は、情報と知識は同じものだと考えているようだが

その二つはまるで別物だよ。情報というのは、自ら望まなくても耳に入ってくる

が、知識は自ら望まなくては、自分のものにならない。わかるね」


                 「夜ごとの闇の奥底で」 小池真理子



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ミスター ベースマン

「わたなべさん、卯の花も咲いてますよ」

仕事の見積で訪問したIさん宅の庭でのこと・・・

「♪卯の花の匂う垣根に・・・」

軽やかな歌声が聞こえる。29.5.8-3.jpg

小学生のころ、合唱団だった僕は

ソプラノ担当だったのだが

「♪菜の花畑に入り日薄れ 見渡す山入端霞深し・・・」

この歌のアルトの旋律が好きで

今でもよく口ずさむ

性格的なものもあるのかな?

主役の引き立て役というのか

楽器で言えばベース音だな

そういう話になれば

「♪ヘイ ミスターベースマン・・・」を歌いたくなる

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山笑う

「山笑う」は春の季語ということですが

今は春? 初夏?

京都と滋賀の境〜途中峠

まさに<山笑う>の風景でした。

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きみの笑顔を重ね見よう。

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背景の記憶(243)

♪いつもの小径で 目と目が合った

 いつものように 目と目を逸らせた

 通り過ぎるだけの ふたりのデート29.5.2-2.jpg

言い出せないもどかしさ・・・気恥ずかしさ

今、思い返せば

そんな場面を経験したことが

宝物に思える

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知恩

『鷂(はしたか)の拳の下の温め鳥

        恩を知らぬは人にぞありける』

                      (日扇聖人)


(小鳥を掴まえて暖をとった鷹は、翌朝逃がしてやると、その日一日は、小鳥が

逃げて行った方角へは、餌を求めに行かない〜と言う話。動物たちでさえ恩を

知っている。それに比べて、なんと人間の恩知らずなことか)

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ついて行けない

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最近の子供たちの遊びにはついて行けませんね〜。
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「彼女は、よく嘘を言った・・・

     その嘘に、僕はもう少し触れていたい・・・」


                   (ただ、君を愛してる)




軽い嘘もあれば

重い嘘もある

軽ければ軽いほど

真実がとてつもなく重いこともある

普通は・・・

そんな重さに、気づくことなんてできない

それでこそ

完璧な嘘だ

悲しい嘘だ

取り返しのつかない嘘だ

そう思えば、何気ない日常が愛しくなる

見過ごしてきてしまったたくさんのシーンが重く蘇る

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