あれだけお父さんを憎んだということは
それだけ、あなたはお父さんが好きだったのでしょう
あれだけお父さんに反発したということは
それだけ、あなたはお父さんに認めて欲しかったのでしょう
授業の合間に教室を抜け出して、グランドを真っ二つに歩いて
校門を出て行くあなたを、僕は教室の窓辺で羨ましく見つめていた
何が原因だったのかを知ったのは
ずいぶんと時を経てからのことでした
僕の異変にも、あなたは感付いていたはずです
同類でしたからね
二人にしか分かりあえない異変の代物
反比例 捻れの位置
授業の文字列が抽象用語に性格を変える
環境は恐ろしく人間の心に入り込み蝕む
あなたも一緒のはずだ
ひとりで二人の自分を生きている

時は人を変える。
その昔抱いていた彼(彼女)のイメージが、真逆になっていることがある。
それは、どっちが正しいとか間違っているとかの問題ではなくて、
そうなった必然性を認めるしかない。
価値観の押し付けは問題が残る。
人を変える要素としては、環境や取り巻きや経験やら……色々考えられるが、
要は、その人個人の価値観の問題だと思う。
判断基準と言ってもいい。
この誤差は、互いの関係性の崩壊に繋がりかねない。
思想性の捻れは修復し難い。交わる点が無いから……。
いわゆる(捻れの位置関係)ということになる。
結局、人は感性の共有と交わりを希求して彷徨い歩き続ける。
♪麦わら帽子は もうきえた
たんぼのかえるは もうきえた
それでも待ってる 夏休み
姉さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
それでも待ってる 夏休み
絵日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指おり待ってた 夏休み
畑のとんぼは どこ行った
あの時 逃がしてあげたのに
ひとりで待ってた 夏休み
西瓜を食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ひまわり 夕立 せみの声
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半ズボン ランニングシャツ 野球帽
靴下はかないズック姿
セミ取り トンボ釣り メダカすくい
毎朝あった ラジオ体操
怖い 女先生
真面目に通った ユネスコ教室
詩集を気取った 絵日記帳
小学生時代の夏休みはホントに長かった
四十日位あったのでは?
