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蒼空

波に乗るか

はたまたその波に乗り遅れるか

そのタイミングは微妙極まりない

上手く乗る人を世渡り上手と言うのだろうか

僕の観方はむしろ逆だな

乗り遅れて、波に翻弄されて、海底に叩きつけられて

死の直前を体験させられて

浮かび上がって来い

あの大波の後の凪ぎ切った大海原に

その疲れ切った体を仰向けにしてみろ

誰もが見ようともしなかった蒼空が

君の疲れを癒すだろう

そうなんだよ

その空は、僕であり、あなたなのです

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向こう三軒・・・

「向こう三軒両隣」というけれど、今やこれも死語になりつつあるようで、

借家や集合住宅ともなれば、名前どころか顔さえも分からないというのが

現実である。

 今朝の出来事、息子が仕事へ出かけたと思ったら、すぐに帰ってきて

「向かいの○○さんの家から声がする!僕は約束の時間が迫っているから

見て行ってあげて!」とのこと。向かいと言っても長い階段を隔てたお家で、

急いで駆け上がってみると、おばあちゃんが庭で倒れていた。

 家内も後からやってきて、二人がかりで抱き起してあげた。どうも庭の

草むしりをしていて、ちょっとした段差に躓いてこけてしまったらしい。

運悪く物干し台の支柱の間に挟まれるように倒れてしまい、自力では立ち

上がれない状態になってしまっていた。

 隣の敷地は空き地、真向いの家一軒は工事中で、今日は業者も不在、もう

一軒はすでに留守という悪条件が重なった状況だったのだ。われわれも家の

中では、テレビの音にかき消されて、おばあちゃんの声は聞こえなかっただ

ろう。いずれにしても大過なくて良かった!良かった!

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夢は現世の願望か

それとも

過去の哀切か

現れ来る笑顔に歓喜し

哀しき横顔に涙する

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正邪の闘い

僕は辛うじて立ち止まった

上ばかりを見て歩いていたから

ふと目線を下げたら崖の淵だった

思わず深呼吸をした

その後から動悸が激しくなった

まるで催眠術にでも罹ったように

僕は誘導されていたのだ

己を客観視せよ

悪鬼悪魔は善人を装い

満面の笑みと優しさで忍び寄る

誰彼となく言ってきたことを

自分に言い聞かせる

しっかりしろよ

心に真剣を携えて切り開き出よ

亡霊たちはたちまち退散するはずだ

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個性的人間

真に個性的な人の根底は「誠実」である。

それというのも、一切の野心、さらには「我見」を焼き尽くさねば、

真に個性的な人間にはなれないからである。


           森 信三

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かなしみは

かなしみは

 わたしを強くする根

悲しみは

 わたしを支えている幹

かなしみは

 わたしを美しくする花

かなしみは

 いつも湛えていなくてはならない

かなしみは

 いつも噛みしめていなくてはならない



           坂村真民

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浜辺のうた

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美人薄命

月下美人はサボテン科なんですね。

花の命は数時間、夜中に咲かれると観るチャンスを失います。

まさに・・・<美人薄命>


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見上げてごらん

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ごめんなさい

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