<< 2013/03 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

惜別

♪ さくら さくら いざ舞いあがれ
  永遠にさんざめく光を浴びて
  さらば友よ またこの場所で会おう
  さくら舞い散る道の上で

  ぼくらはきっと待ってる 君とまた会える日々を
  さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ
  どんなに苦しい時も 君は笑っているから
  挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ

  霞ゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる

  さくら さくら 今、咲き誇る
  刹那に散りゆく運命と知って
  さらば友よ 旅立ちの刻
  変わらないその想いを 今

  今なら言えるだろうか 偽りのない言葉
  輝ける君の未来を願う 本当の言葉
  
  移りゆく街はまるで 僕らを急かすように
  
  さくら さくら ただ舞落ちる
  いつか生まれ変わる瞬間を信じ
  泣くな友よ 今惜別の時
  飾らないあの笑顔で さあ

  さくら さくら・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              (森山直太郎・さくら)  
 25.3.24-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

いわゆるお偉方の会合

和室への上り口

乱雑に脱ぎ捨てられた下足たち

(なんじゃ こりゃ・・・)

僕はそっと履物を揃える

会場に入れば、紳士然とした方たちばかり

発せられる言葉が、虚しく耳を素通りする

僕は、親父に感謝

「返事は、ハイッと元気よく」
「挨拶は、ひとより先に」
「靴を、揃えて上る」
「腰骨を立てる(背筋を伸ばす)」
「語尾をハッキリ」25.3.22-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

青春

♪この街が好きさ
君がいるから・・・ 
君の頬笑みあるから・・・

♪この街を出て行こう
街にいたなら
あのこのことを
思い出すのがつらいから・・・25.3.21-4.jpg

交錯する想い
渦巻く願い

あのころの僕は彷徨っていた
行き場を求めて
そこに疲れて・・・

追いかけられた 悪夢
繰り返された 脱出
みんな優しかったのに
逆らって 拒絶して
闇雲に裸足で歩き
寝袋の中に安らぎを得た

どうにでもなれなんて
思っちゃいない
どうにかなるさとも
思っちゃいない
見えない先を見たかったんだ
25.3.21-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

自分

僕は欲張り過ぎていたようだ
あれも欲しい これも欲しい
ああなりたい こうなりたい

それだけで心は充満して
新鮮なアドバイスや
注ぎ込むべき思いやりが
悲しくも遮断されていたんだ

25.3.21-2.jpg
ああ・・・
聞けども聞こえず
見れども見えず
押してもだめなら引いてみな

空っぽにする勇気
何も求めない潔さ
持っているはずさ
本来の 自分25.3.21-3.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

マイペース

いくつかの伏線があって
溜まりに溜まった我慢があって
だから ほんの小さなことで
持ちこたえていた壁が
ガラガラと音をたてて崩れる

ガス抜きが下手なんだよ
小爆発をやっておけよ
たまには喧嘩もしろよ

出来る人と出来ない人があるんだよな
自分が思うほど ひとは思っちゃいないのに
独り相撲っていうのかな
空回り 空中分解

いつか
あの場所で逢おう
共に 吐き出せる時と場所が必要さ
周回遅れなんて
気にしなくていいんだよ
マイペースで行こうぜツルニチニチソウ25.3.18.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

一途

一直線にまっすぐ見る ってことは

廻りが見えない

視野が狭くなる ってことでもあるんだよね

いつも そのことを考えている

ずっと そのひとのことを想っている



視点を 遠い野山に転じてみよう

さっきまでの残像が景色を覆う


いいんじゃないの

それだけ一途になれるってことが・・・24.3.5さくらんぼ.jpeg

posted by わたなべあきお | - | -

掃除

掃除をする

綺麗にする

心をこめて

すると・・・

自分の心も綺麗になる

25.3.16-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

知的

「知的な人は、常に何が正解かわからない、と考える。

   何かに強い確信を持つのは、いつも知的でない人のほうだ」


                        (ジョージ・バーナード・ショー)




現代社会は、「どちらが正しいか、間違っているか」が何よりの争点で

それぞれの感情の処理には、まったく思いをめぐらせない。

間違っていると断罪される側にも、言い分はあるし、

止むなくその側におかれている場合だってあるわけで・・・。

ただそれを言葉にしてしまえば、相手の反感を増幅させるだけであって

結局は口を噤むことになってしまうのです。

立場が逆転した状況下で、相手がどう出るか、何を語るか

それは冷静な意識のもとで、興味深いことではあります。

25.3.14-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

開花

まるで人間の心と感覚があるように

君は季節をキャッチして

花開く

ほんの昨日まで

どこにいるのかさえ知らなかったのに

25.3.15-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

追悼

大きな体に

優しい笑顔の彼だった

厄年(42才)

心筋梗塞

一月前に離婚してたんだってね

せめて二人一緒だったなら

なんとかなったかも知れないのに・・・

朝方の事のようだから

T君の時と一緒だな

どんな形にせよ、家族が居れば・・・

25.3.15-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top