「知的な人は、常に何が正解かわからない、と考える。
何かに強い確信を持つのは、いつも知的でない人のほうだ」
(ジョージ・バーナード・ショー)
現代社会は、「どちらが正しいか、間違っているか」が何よりの争点で
それぞれの感情の処理には、まったく思いをめぐらせない。
間違っていると断罪される側にも、言い分はあるし、
止むなくその側におかれている場合だってあるわけで・・・。
ただそれを言葉にしてしまえば、相手の反感を増幅させるだけであって
結局は口を噤むことになってしまうのです。
立場が逆転した状況下で、相手がどう出るか、何を語るか
それは冷静な意識のもとで、興味深いことではあります。