阪急電車を降りて、梅田の地下街を歩く。
エスカレーターは別として、人の歩く足が速い、速すぎる。
流れに合わせていたら、疲れる。
京都は田舎だな・・・実感する。
地下鉄に乗る。
乗り込んできた外国人が、大声でしゃべり出す。
こりゃ、中国語だな。
言語学的に、主語→述語→だから、つっけんどんに聞こえる。
同じアジア圏だけど、言葉以前に、やはりなんとなく顔立ちも違う。
乗客の中に、見覚えのある顔を見つけた。
他人の空似〜か?この世に七人のうちの一人か?
目的地で地上に出て、方向感覚が麻痺してしまった。
後で気づいたのだが、地下にいる間に地上の出口は分かるようになっているのだ。
やはり、僕は田舎者。
それにしても、広範な地下街。
何かあったらパニックだな。
そんなことを考えながら、目的のビルのエレベーターに乗った。