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五十人、百人の友は要らない

五人の親友

一人の知己があれば

それが宝


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posted by わたなべあきお | - | -

返されまいと

孫のような女子学生に元気をもらう

朝の坂道

「おはようございます!」

いつも先に言われてしまう

「行ってらっしゃい」

あの娘は何処の娘だ

歩く姿勢が良くて男の子より快活だ


「おはようございます」

まだ保育園通いの隣家の男の子が

可愛らしく挨拶をしてくれる

手にはなんとゴミ袋を持っている

「おはよう!賢いね〜」


大人の方が負けてるな

少なくとも会釈ぐらいは交わさないと・・・

明日からは自分から挨拶しよう

返されようと返されまいと

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風が君をつれてきたか

風が君をつれてきたか
波が君をつれてきたか

いつか君とこの道を歩いて
ここに胸中の涙を埋めた
いつか君とこの道を歩いて
その足跡を消しながら去った

海は静かに目を閉じて
そっとほほ笑むばかり


海が君を呼んだか
空が君を呼んだか

さすらい人よ休むがよい
つかれた体を横たえ休むがよい

百年の風雨にたえた君の歴史を
ここに埋めて休むがよい

        (チョルラの詩)



「自らの孤独と認めれば

     そこから抜け出せる」   (ニーチェ)



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哀しいだろう

実を言うと

元気じゃないんだよね

言葉を換えれば

「元気出そうぜ!」かな

他力に頼るんじゃなくて

自分で解決しろ!

自分で切り開け!

と、自分の頬を打つ




きみの

あなたの

パワーを感じて

受け止めて

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咲かせたい

然るべき時が来れば

きみは必ず現れる

どこにその察知能力は秘められているのでしょう

土を破り

芽を出し

花開く

そんな君が眩しくて

そんな君に憧れて

僕も 僕も

僕の花を咲かせたい

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posted by わたなべあきお | - | -

春よ来い

風を呼ぶ

どんより雲を吹き飛ばせ

もう一度、風を呼ぶ

ふんわり雲を沸き起こせ

蒼空と白い雲

その心地よいバランスを待ちわびている

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キャッチ

孤独感は

街の雑踏の中

人ごみの中で襲い掛かる

まるでテレビの消音スイッチを入れたように

鼓膜は振動を止め

眼球レンズは絞り込まれる

繊細に突き立てたテレパシー塔は

救いの君の波をキャッチできるだろうか



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元気そうだね

右折待ちの僕は

直進してくる君の車とすれ違った

個性的な車だから

すぐに分かったさ

君らしく

まっすぐ前を見て

背筋もシュッと伸びていた

右手を挙げそうになって

なぜか引っ込めてしまった

ほのかな喜びというか

ちょっとした幸せ感にひたって

一瞬右折信号を見逃しそうになってしまった自分が

恥ずかしかった

元気そうで何よりさ29.3.2-3.jpg

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哀しみ

人生は、哀しい

哀しくて、辛い

しかし

絶望ではない

最期に

光を見るかどうかだ

光に包まれるかどうかだ29.2.10-1.jpg

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幼気

そのままの君がいい

飾らない素顔の君がいい

直向きな集中力

悪戯で手を叩いた僕に

振り向いた君の

幼気な眼差し





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