『自分の習慣だけを最上と思い、他者の生き方を認めないという我の強さが、 戦争の危機を引き起こすのです。何でもかでも自分の考え通りに、自分の民族 や国の習慣通りにさせようとするおせっかいが、争うを生むのです』 瀬戸内寂聴
この世ははかない。 この世の愛もはかない。 そして人の命もなおはかない。 はかないという字を儚い、人の夢と考えた人は 何という詩人でしょう。 儚い人生であるが故に、 人は時の永続性に憧れ、 夢をつむぐのだと思います。 瀬戸内寂聴
「私は今でも自分の人生に恋着しているし、 その光背の海に限りない愛情と思慕があります。」 石原慎太郎
「老いもまた楽し。この年になって初めて私の年齢の人間が 味わっている満足なんぞ、若者にわかる訳がない。」 石原慎太郎
「今よりも先の時間のことを未来とも将来とも呼ぶが、 二つの言葉の意味合いは違っていて、未来はただの未来だが、 「将来」には人間の願いや期待を含めてのいろいろな意思が 被せられています。」 石原慎太郎
苦しいとき 母がいつも口にしていた このことばを わたしもいつのころからか となえる ようになった そうして そのたび わたしの花が ふしぎと ひとつ ひとつ ひらいて いった 坂村真民
金の苦労を知らない人は、 その人柄がいかに良くても、 どこか喰い足りぬところがある。 人の苦しみの察しがつかぬからである。 森 信三
実行の伴わない限り いかなる名言卓説も 絵に画いた餅にひとしい。 森 信三
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