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壱円

「一円を笑うものは、一円に泣く」



「ひとを笑えば、(いつか)自分が笑われる」



自分が笑い返してやろうと思っているわけではない。

将来いつの日か、会うことがあったなら

おそらくは・・・

そういう存在に堕しているであろう・・・という話。



そう思えば・・・

言葉も行いも、ちょっとは慎み深くなろうというもの。

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向き合うのではなく


横の関係でつながるのが


<和>だと考えている


          きたやまおさむ



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北山氏が・・・

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運命と言うのは

努力した人に

偶然という橋を架けてくれる




偶然とは

努力した人に

運命が与えてくれる橋です


          映画「猟奇的な彼女」29.6.14-1.jpg

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私の失敗

それまで・・・

彼女が気がかりだった

苦しんだ

そこへ、彼女が突然現れた

幸せそうだった

自分の行為に傷つかなかったと言えばウソになるが・・・

気が楽になった

吹っ切れた・・・

過去にとらわれず、歩き出せた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の失敗は

彼女より

言葉を愛したことだ

           映画 「ザ ワーズ  盗まれた人生」

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自己中心主義

〇権力を持っている者は、とかく自己中心主義になりやすい。金を持っている者も

 同じ。つまり無力感の絶壁にぶっつけられた事が無いからです。

 これを職業別で言えば、弁護士、新聞記者、医者、教師等々。

 教師は父兄から一応立てられるのと、もう一つは、現実界のきびしさが

 分からぬからです。

森  信三


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A sound mind in ・・・

A sound mind in a sound body.

〇人間は心身相応的存在ゆえ、性根を確かなものにしようと思えば、

 まず体から押さえてかからねばならぬ。意識は瞬時に変転する故

 持続性を養うには、どうしても身体から押さえてかかる外ない。

 しかも体の中でいちばん動かぬところは、結局胴体であり、しかも

 その中心が腰骨である。それ故、二六時中この「腰骨を立てさす」

 以外に、主体的な人間をつくるキメ手はない。

                     森  信三



 



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腰骨を立てる

〇いやしくも、この世に生をうけた以上、それぞれの「分」に応じて一つの

 「心願」を抱き、最後のひと呼吸まで、それを貫かねばならぬ。それには、

 朝起きてから夜ねるまで、極力「腰骨」を立てつづける。これがわれわれ

 人間にとって性根を入れる極秘伝。


〇腰骨を立てるには次の三段階を心して。

 第一、尻を思い切り後ろにつき出すこと。

 第二、反対に腰骨をウンと前へ突き出す。

 第三、下腹に心もち力を入れると肩のキバリがスキッととれる。

 そして、二六時中こうしていないと、気分がダラケて気色が悪いと

 思うようになればまずまずという処。

           「不尽片言」  森 信三 述  寺田清一 筆録


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素顔

「きみは素顔のままのほうがいい」

あまり近寄り過ぎたので、彼の暖かい息がふわりと私の頬にあたったほどだった。

彼は私の唇を人さし指で指し示しながら、私の顔を間近で覗き込んだ。

「今つけている口紅は、きみにはあまり似合わない。それに白粉をつけるのも

やめたほうがいいな。きみは自分を飾りたてたりしないほうが、ずっといい。

きみはもともとチャーミングなんだし、ありのままでいたほうが素敵だ」


                 「柩の中の猫」 小池真理子


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大方は・・・

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情報と知識

「私は本当はTVなど見たくないし、家の中にTVを置いておく必要もないと思っ

ているんだよ。TVは垂れ流しだからね。情報は垂れ流されると、受け取る側の

感覚をマヒさせることになる。それに、知っておくべき情報なんて、実はとても

少ないんだ。若い世代の連中は、情報と知識は同じものだと考えているようだが

その二つはまるで別物だよ。情報というのは、自ら望まなくても耳に入ってくる

が、知識は自ら望まなくては、自分のものにならない。わかるね」


                 「夜ごとの闇の奥底で」 小池真理子



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必然

この世に偶然などなくて

すべてが必然だと言う

出会うべくして出会った

別れるべくして別れた

そういう風に心底思えたなら

これまでの人生の一コマ一コマが

愛おしく・・・

懐かしく・・・

うら寂しく・・・

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