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背景の記憶(129)

小学生の時、放送部(アナウンサー)と合唱団に属していた。

声変わりが遅くて、ソプラノの担当だった。

でも好みとしてアルトの方で、特に「花」が大好きだった。

♪春のうららの 隅田川・・・

楽器で言えば〜ベース的役割かな?

テレビの音楽番組でも、メインのボーカリストよりも

バックコーラスの方に惹かれる。

引き立て役って言うのか・・・

それが僕らしくて、似合っているのかも知れない。25.4.3-2.jpg

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そう見える

外を歩いていると
犬の散歩をさせている人たちを見かけるのだが
大方の人たちが
ちっとも楽しそうではない・・・そう見える。
義務的と言うか
しょうことなしと言うか・・・そう見える。
糞尿の始末も
人目があるからと言わんばかりに
形式的で丁寧さに欠ける・・・そう見える。

飼い主の人間様がそうなんだから
犬の方も
ちっとも活き活きとしていない・・・そう見える。

家庭の空気が
象徴的に現れているのかな?
と言うことは
社会の象徴なんだろうね。
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いや待てよ
見ている僕の心が沈んでいるから
そう見える・・・のかも知れないな。

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背景の記憶(128)

あのころ・・・

父よさらば
兄よ、姉よ
かわいそうな継母よ さらば・・・

なんて
小生意気なことを書いて
尖がってた

誰かの所為にするような問題じゃなかったんだよな

(詳細は・・・Ne'o-activity)


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背景の記憶(127)

脱出はある種の快感でもあったのだが
裏切りと紙一重のところがあって
逃亡ととられても仕方がなかったわけで・・・。

組織は社会の縮図でもあり
あらゆる角度から監視の目が光っていたわけで・・・。

テレビドラマ的なスリルは
毛を逆立たせ、喉をカラカラにした。

列車に乗り込んで座席に座っても
後ろのドアが開く度に
心臓の音を感じた。

遠ざかる見慣れた景色
やがて飛び込んでくる見慣れない景色
そのひとコマひとコマに
事の重大さを突きつけられているように感じた。

そして、行き先を掴まれたのは
意外にも鉄道のチッキであった。
犯罪者なら、一巻の終わりというわけだ。

二十歳そこそこの若輩者の
無謀とも言える脱出劇
シナリオ的には、申し分のない出だしであったのだが・・・。

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笑顔良し

笑顔良しのアキちゃんは
目を横棒にして
いつも伏目勝ちに笑っていた

格別嬉しいわけでもなかったのだが
幼いころから身に付いた
不思議な習性だった

ピエロ性なのか
寂しくても辛くても
いつもいつも
笑っていた
笑っているように見えたのだろう

涙線と笑い線が混線してしまったのか
修復不能がそのまま
正常線になってしまったようだ

大きくなっても言われ続けた
なぁ〜んも悩みがなくて幸せもんやな
エエとこのぼんぼんやろ

笑顔佳良しのアキちゃんは
相変わらず
静かに笑っていた


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鎖国

全方位外交って できっこない

あっちにもこっちにも いい顔って できっこない

優先順位? 消去法? バランス?

どれも 違和感が付き纏う

心的鎖国 これかな?

エネルギー備蓄のためにも

心棒を動かすまい

石垣じゃなくて 堀を廻らそう

渡しの舟に乗ってまで

誰が来るのでしょうか?

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仕打ち

逆の立場も、たくさん経験してきたから

わかっているさ

だから、何も言えない

だけど・・・

今度、そのまた逆の立場になった時

僕は、同じ事はしないと思う

したくない

上に、バカが付くと言われても・・・

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惜別

♪ さくら さくら いざ舞いあがれ
  永遠にさんざめく光を浴びて
  さらば友よ またこの場所で会おう
  さくら舞い散る道の上で

  ぼくらはきっと待ってる 君とまた会える日々を
  さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ
  どんなに苦しい時も 君は笑っているから
  挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ

  霞ゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる

  さくら さくら 今、咲き誇る
  刹那に散りゆく運命と知って
  さらば友よ 旅立ちの刻
  変わらないその想いを 今

  今なら言えるだろうか 偽りのない言葉
  輝ける君の未来を願う 本当の言葉
  
  移りゆく街はまるで 僕らを急かすように
  
  さくら さくら ただ舞落ちる
  いつか生まれ変わる瞬間を信じ
  泣くな友よ 今惜別の時
  飾らないあの笑顔で さあ

  さくら さくら・・・・・・・・・・・・・・・・・・

              (森山直太郎・さくら)  
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いわゆるお偉方の会合

和室への上り口

乱雑に脱ぎ捨てられた下足たち

(なんじゃ こりゃ・・・)

僕はそっと履物を揃える

会場に入れば、紳士然とした方たちばかり

発せられる言葉が、虚しく耳を素通りする

僕は、親父に感謝

「返事は、ハイッと元気よく」
「挨拶は、ひとより先に」
「靴を、揃えて上る」
「腰骨を立てる(背筋を伸ばす)」
「語尾をハッキリ」25.3.22-1.jpg

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マイペース

いくつかの伏線があって
溜まりに溜まった我慢があって
だから ほんの小さなことで
持ちこたえていた壁が
ガラガラと音をたてて崩れる

ガス抜きが下手なんだよ
小爆発をやっておけよ
たまには喧嘩もしろよ

出来る人と出来ない人があるんだよな
自分が思うほど ひとは思っちゃいないのに
独り相撲っていうのかな
空回り 空中分解

いつか
あの場所で逢おう
共に 吐き出せる時と場所が必要さ
周回遅れなんて
気にしなくていいんだよ
マイペースで行こうぜツルニチニチソウ25.3.18.jpg

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