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背景の記憶(177)

♪これ以上耐えられないと言う君
 せつない笑顔で僕の肩にもたれて
 瞳を閉じたけど
 今だから言葉にできること
 君の悲しげな瞳が
 僕の心を苦しくさせる
 僕に話してほしい

 君の心の中に入ることができたなら
 子供だった僕の姿は
 どんな意味があるのだろう
 いくつもの歳月が流れて 
 僕の心が疲れた時
 僕の心の中で崩れて行く
 君の思い出がもう一度蘇り
 思い出すだろう
 大きくなりすぎた未来の夢の中で
 消えて行く君の思い出が
 もう一度浮かぶだろうか

         (「建築学概論」 挿入歌)


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posted by わたなべあきお | - | -

シグナル

僕は 真底正直者か
僕は 己を飾っていないか
僕は 言葉に尾ひれを付けていないか

幾千もの弓矢が降り落ちる
段ボールの楯を突き抜ける
潔く立ち上がれば矢は蝶に変化する

僕の想いは無言では届きませんか
言多ければ多いほど虚しさがつのります
僕の振りかざした拳は見えないでしょうね
どこへも落としようのない拳ですから

S・O・S
僕の手旗信号が見えますか
北の大地の女神よ
大都会の理解者よ
アルプスの麓の仙人よ
古都に住む清貧の人よ
孤島に生きる文人よ

僕は・・・
星空の中で旗を振る
懸命に旗を振る

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posted by わたなべあきお | - | -

ふたり

想い出の中に生きて・・・
想い出に勇気づけられて・・・
この空間がなかったなら
僕は絶えてしまう

彼は現実に生きて・・・
罵詈雑言にも耐えて・・・
必死に食らいついている

彼はもう一人の僕だ

夜と朝の間に
二人はすれ違う
バトンタッチと言えるのか
目と目で合図をして
軽くハイタッチする

おつかれさま・・・
頑張れよ・・・

暗闇と日差しの中に
それぞれが吸い込まれるように
歩き出す

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posted by わたなべあきお | - | -

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