午後の職員室 あなたよ まぶたをやさしくつむりなさい そうしてしばらく もういっぺん眼をみひらいた時 眼のまえのもの みんな いっせいに いきいきと あなたに与えられるでしょう ふりこぼれる陽光 机に鼠色のかげをつくり ひからびてしまった朱墨のビーカーを透かし なんのために置いてあったのか小さい盃 インク瓶 糊瓶 紙箱 あらゆるものにふりこぼれて ささやかな存在のそれら みな ふかぶかと やさしい姿に輝きわたるではないか
待っている ずっとずっと 待っている 黙って 待っている なぜ 発信しないのか って? それでこそ 待つ ってことだから
メーカーは、ノーリツ 旧機器は設置後13年経過していました。
サヨナラを言われるのは いつも僕の方で・・・ と言うと 相手が冷たいように思えるけれど 実は 僕の心を察知した相手が 自分を悪者にしてでも 口出し役をやってくれたわけで・・・ 裏を返せば 僕が狡い
今日は<防災の日> 父にとっては<亡妻の日> つまりは 僕の誕生日の明くる日が 母の命日というわけだ。 「末息子の満三歳を見届けるかのように、ギリギリまで懸命に生きて・・・」 とは、父の言葉とイメージ。 末孫(二歳)を見て思う。 今、僕が逝っても、何も覚えていないだろうな・・・。 人の命のはかなさ 生と死の循環 霊魂不滅というけれど <隔生忘却>の非情、宿命
Access: