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五歳の自立

僕は暗いバス停で待っていた。
家に灯りはなく、その暗さが淋しさを増幅させた。
一台、また一台とバスは停まるが、父は降りてはこなかった。
新しい母には馴染めなかった。
僕が拒絶したわけではなくて、あの人が近寄らなかったのだ。
「あの人」と呼ぶ・・・そこに僕の心が表出されていた。
溜まりに溜まった亡母への思慕。
まだ小学校入学前の僕に、否応なしの自立が求められた。
僕は、とぼとぼと歩き、灯の無いわが家の戸を静かに開けた。
暗闇の中で膝を抱えて、顔を埋めて眠った・・・。
夢の中で、母に逢うために・・・。

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闇に灯

待っているだけでいいのかい?

じゃあ、追いかけるのがいいのかい?

思考は薄っぺらの脳内を駆け巡る

自分A対自分Bでじゃんけんをした

何回勝負しても決着はつかない

AもBも自分だが

いかにも自分が強すぎる

ここで登場!

超客観視する自分様

答えは明快そうで複雑

是々非々、時と場合、押してもダメなら引いてみな、捨てる美学

天を仰ぐ

そして目を瞑る

暗闇の中に光明を見る

そう、それが答え

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