得意技は何ですか?
自転車と綱渡り・・・かな
もうちょっと詳しく?
自転車操業と綱渡り経営ですよ
それって大丈夫ですか?
そこが人生の妙ってやつですよ
○教養というのは、物事の多面性を理解して、
一本調子に行かないこと・・・
○人に頼る、頼られるってのいうのも
案外いいもんだなと・・・
(井川意高)
どんなに素晴らしい名言・卓説を読んだって、聴いたって
それを己が心に染めなければ意味がない。
ただの物知り学者で終わってしまう。
あなたの 寂しげな横の顔
あなたの ふさぎ込んだ眉の線
あなたの 見つめる空の雲
あなたの 握りしめたハンカチーフ
声をかけようとしたけれど・・・
あまりの深刻さに躊躇した
せめて やさしく
肩を トントンしましょうか
あ
一途に咲いた 花たちが
大地に 落ちたとき
”あ ”と 声をたてる
あれを 聞きとめるのだ
つゆぐさの つゆが
朝日を うけたとき
”あ ”と 声をあげる
あれを 受けとめるのだ
(坂村 真民)
「臨終のことを忘れている者に、真の信者は無きなり」
(日扇聖人)
「人生の生き方の理想としては、いつどこで命が果てようとも、それを以て、
わが終末と同時に、わが「生」の完結であるような生き方をしたいものである。
それには、何時「死」に見舞われるか知れぬ己が「生」の有限性を徹見して、
わが生涯の終末を、常にその念頭から放さぬ心掛けが大切である。」
(森 信三)
「あなたは、いつもどこか遠くを見ている。」
そんな意識は欠片もないんだけど、あなたはそう言って寂しそうな顔をした。
あなたの存在が当たり前になっていて、その空気のような存在のかけがえのなさ
が、僕には掴み切れなくて、気が付いたら繋いでいたはずの手は振りほどかれてい
た。今にして思えば、僕の見ていた<遠く>とは、<亡き母>であって、でもそれ
はあなたにしてみれば、他の女性と映ったのかもしれない。そしてそれはあなたに
とっては、確かに自分以外の他の誰かであって、自分に僕の心の全部が向けられて
いないと映ったのでしょうね。そんな存在の母にさよならをして、貴女の胸に飛び
混んでいたなら・・・