♪今頃は 丘の畑に
桃の実が 赤くなるころ
遠い日の 夢の数々
ぼくは知りたい きみのふるさと
ふるさとの はなしをしよう
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♪祭りも近いと汽笛は呼ぶが
洗いざらしのGパンひとつ
白い花咲く故郷が
日暮りゃ恋しくなるばかり
小川のせせらぎ 帰りの道で
妹ととりあった赤い野苺
緑の谷間なだらかに
仔馬は集い鳥はなく
あー誰にも故郷がある
故郷がある
交感
これがなかなか難しい
というより
さしたる策もなく
すんなりとその域に共に在る
というのが稀である
であるから
簡単に手放してはいけない
他人を責める前に己を省みる
残念ながら少し攻めのトーンがダウンする
だからと言って、その姿勢を崩してはならない
自らを改良し臨戦態勢を整える
表面だけを繕っていたのでは
恥の上塗りをするだけだ
放つ矢さえも敵前で虚しく地面に落下する
赤穂浪士の決行前の忍耐と精進を見習おう
呆けてしまった人間に、懴悔の気持ちは沸き起こるのか?
それ以前に自分が犯してきた数々の暴言、暴挙
心的に言えば、検察としての僕は死刑を求刑する
しかし、予想通り、弁護側は心神喪失を理由に無罪を主張する
ここまではシナリオ通りだ
分かっている
諦めている
問題はこれから先だ
屁理屈も何も通らない「天罰」が下されるからだ
まさしく「天誅!」
自らが自らを弁護する「潔い人生」を全うせよ
その虚ろな言動を晒す前に・・・
いわゆる「寂光」に裏門はない
「向こう三軒両隣」というけれど、今やこれも死語になりつつあるようで、
借家や集合住宅ともなれば、名前どころか顔さえも分からないというのが
現実である。
今朝の出来事、息子が仕事へ出かけたと思ったら、すぐに帰ってきて
「向かいの○○さんの家から声がする!僕は約束の時間が迫っているから
見て行ってあげて!」とのこと。向かいと言っても長い階段を隔てたお家で、
急いで駆け上がってみると、おばあちゃんが庭で倒れていた。
家内も後からやってきて、二人がかりで抱き起してあげた。どうも庭の
草むしりをしていて、ちょっとした段差に躓いてこけてしまったらしい。
運悪く物干し台の支柱の間に挟まれるように倒れてしまい、自力では立ち
上がれない状態になってしまっていた。
隣の敷地は空き地、真向いの家一軒は工事中で、今日は業者も不在、もう
一軒はすでに留守という悪条件が重なった状況だったのだ。われわれも家の
中では、テレビの音にかき消されて、おばあちゃんの声は聞こえなかっただ
ろう。いずれにしても大過なくて良かった!良かった!
世の中にはすべからく層というものがあって、それを心の落ち着き場所と
捉えれば、自ずとその層は見えてくる。もちろん野心を抱いて上の層を目指す
人も多いだろうが、それが是か非かはまったく別問題だ。
安心安住という観点から言えば、あまり他人様との比較で考えるのは正当とは
言い難い。そこに経済状況が絡めば尚更だ。上流だとかセレブたとか、
経済的階層でもって精神的心的内容も当てはめてしまうのはおかしいと思う。
身分不相応というのは、他人の目から見れば歴然だ。見るからに不相応な
身なりや家屋というのは、そこら中にわんさかいる。
中身の人間よりも、表面の服が歩いているといった輩はそこらに溢れている。
生涯において、何十人、何百人に逢ったって
そのつながりの密度が薄ければ
逢わなかったに等しい
車を降りてみよう
そして
ゆっくり歩いてみよう
ゆっくり・・・ゆっくり・・・
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♪ふりかえってみるのもいいさ
道草くうのもいいさ
僕らの旅は
果てしなくつづく
時には疲れたからだを
木かげによこたえて
想いにふけるのもいいさ
旅はまだつづく
いろんな人に逢うさ
いろんなことがあるさ
僕らの度は
果てしなくつづく
知らない街で愛をみて
ふと立ちどまり
こころの置き場があれば
それもまたいいさ
なぜか悲しい夜だから
誰か話しかけて欲しい
でっかい地球とでっかい夜が
ドアの外に見える
どんな言葉でもいいから
少し心を見せ合おう
小さな自由と小さな愛が
伝わるだけでいいのさ
人が恋しい時がある
ここに一人でいる僕を
夜空のどこかにしるしておきたい
愛する人に届けと