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発火

世間の風が冷たいんじゃなくて

自分の心が冷え切っているから

世間のせいにしてるんだ

こんなときは

掻き立てても掻き立てても

発火の瞬間は訪れない

でも・・・

根気よく粘り強く

続けるしかない

安易な助け舟を願う気はさらさらない

posted by わたなべあきお | - | -

生きるとは

宿命的なものを背負って

生きている奴には

かなわない

かなわない



貧困であれ

差別であれ

何であれ

すべてを全身で受け止めてる奴には

かなわない

かなわない


彼らから

ある種の羨望の眼を向けられる自分が

恥ずかしい

恥ずかしい

何も背負わない気楽さ

その裏返しにある無気力


生きるとは

何だ

posted by わたなべあきお | - | -

負荷

背伸びをしない

無理をしない

ちょっとだけ

自分に負荷を与えよう

現状に安住しないために

ストップは

後退のはじめだから

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posted by わたなべあきお | - | -

白い世界

考えに考え抜いて

悩みに悩みぬいて

たどり着いた真っ白い世界と

なぁ〜んにも考えずに

なぁ〜んの悩みもなしに

たどり着いたとも言えない

薄ぼんやりとした世界と

一緒にされちゃぁ困るのです

「はぁ?」という顔はしないでくださいね

逆に・・

「黒い世界」も同じことですからね

「黒の中の黒」って

あなたには見えますか?

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posted by わたなべあきお | - | -

手をつなごう

手をつなごう

僕の何が伝わる?

手をつなごう

君の何が伝わる?

言葉でも

文字でも

伝わらないもの

そうです

それをギュッと

握りしめましょう

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posted by わたなべあきお | - | -

時代

お嬢様育ちには

野良仕事は辛かっただろう

しかし

時代は時代

必死の頑張りが

想像して余りある

時代の荒波に翻弄され

拙き医療に命を奪われた

兄、姉そして母

僕がすべての罪業を

清算してやろうなどと思うのは

傲慢この上ないことなのだろうか

乱心、過信、盲信、狂信

そのいずれでもなく

僕は純粋にそう願っている

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結末

止めてください

そんな憐みの目を向けるのは

そこまでの目線には

慣れているのです

それ以上のものを

期待しているわけでもありません

だから・・・



ここからが

真っ向勝負です

飛び立つのか

失速するのか


結末は

あなたしか見られません

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光の粒

心に剣を持し

闇夜の中の網蔓を

雄々しく切り開き突き進む

心眼はサーチライトと化し

邪悪な動きを見逃さない

黒い渦は果てしなく湧き上がり

無形のものまで飲み込んで行く

「あなたよ、泣くのはお止めなさい」

その思いを息に代えて

そっと吹きかける

無数の細かな光の粒が

あなたのからだを包み込む

「ありがとう」

おかげで僕は無敵のパワーを頂戴する

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最期の一手

立場は一日で逆転する

昨日のあの勢いはどこへ行った?

罵声を浴びせた口が歪んでいるよ

僕は変わらない

変わりようがない

変わる必要がない


あなた方が何を基準に動いているのか

甚だ疑問を抱かざるを得ない

その振幅の激しさを望遠で見てみよう

そこにある価値観も人間的視野も

フィルターの甲斐もなく一目瞭然だ


回りを気にして勝ち誇れ

それが目的ならばゴールなら


しかし

残念ながら

最期の一手は

僕が握っている

最後じゃないぞ

ここまで念を押す僕の気持ちが分かるかな

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posted by わたなべあきお | - | -

線引き

これから、どんな人に逢えるのだろう

そのためにも

じっとしてちゃいけないな

動く 歩く 走る

探す 求める 巡り会う

最後は直感を信じよう

僕の歩んできた真後ろに

太く黒い線を引こう

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posted by わたなべあきお | - | -

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