「今よりも先の時間のことを未来とも将来とも呼ぶが、 二つの言葉の意味合いは違っていて、未来はただの未来だが、 「将来」には人間の願いや期待を含めてのいろいろな意思が 被せられています。」 石原慎太郎
苦しいとき 母がいつも口にしていた このことばを わたしもいつのころからか となえる ようになった そうして そのたび わたしの花が ふしぎと ひとつ ひとつ ひらいて いった 坂村真民
金の苦労を知らない人は、 その人柄がいかに良くても、 どこか喰い足りぬところがある。 人の苦しみの察しがつかぬからである。 森 信三
実行の伴わない限り いかなる名言卓説も 絵に画いた餅にひとしい。 森 信三
「信」とは 人生のいかなる逆境も わが為に神仏からあたえられたものとして 回避しない生の根本態度をいうのである。 森 信三
『名利の網にかかりて 如何でか六道の巷を出でん』 日扇聖人 人間は一生のうち、何処かで一度は徹底して 「名利の念」を断ち切る修行をさせられるが良い。 森 信三
一切の悩みは比較より生じる。 人は比較を絶した世界へ躍入するとき、 始めて真に卓立し、所謂「天上天下唯我独尊」の境に立つ。 森 信三
幸福とは求めるものではなくて、与えられるもの。 自己の為すべきことをした人に対し、 天からこの世において与えられるものである。 森 信三
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