風を呼ぶ どんより雲を吹き飛ばせ もう一度、風を呼ぶ ふんわり雲を沸き起こせ 蒼空と白い雲 その心地よいバランスを待ちわびている
孤独感は 街の雑踏の中 人ごみの中で襲い掛かる まるでテレビの消音スイッチを入れたように 鼓膜は振動を止め 眼球レンズは絞り込まれる 繊細に突き立てたテレパシー塔は 救いの君の波をキャッチできるだろうか
右折待ちの僕は 直進してくる君の車とすれ違った 個性的な車だから すぐに分かったさ 君らしく まっすぐ前を見て 背筋もシュッと伸びていた 右手を挙げそうになって なぜか引っ込めてしまった ほのかな喜びというか ちょっとした幸せ感にひたって 一瞬右折信号を見逃しそうになってしまった自分が 恥ずかしかった 元気そうで何よりさ
忘れないために、ノートに書き記すっていうのは、ダメなんだってさ。 脳に刻み込む もっと言えば・・・ 魂に染める! それほどの集中力を以てこそ そのことは、自分の血肉となる・・・んだってさ。 器が違うね。
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