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幸・不幸


   優れた政治家を持たない国民は、不幸せだ。





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みがき砂

男は何で自分を磨くか。

基本は「人間は死ぬ」という、この簡明な事実をできるだけ若いころから意識することにある。

もう、そのことに尽きるといってもいい。何かにつけてそのことを、ふっと思うだけで違ってくるんだよ。

自分の人生が有限のものであり、残りはどれだけあるか、こればかりは神様でなきゃわからない。

そうなってくると、自分の周りの者すべてのものが、自分をみがくための「みがき砂」だということがわかる。

逆に言えば、人間は死ぬんだということを忘れている限り、その人の一生はいたずらに空転することになる。

仕事、金、時間、職場や家庭あるいは男と女のさまざまな人間関係、それから衣食住すべてについていえることは、「男のみがき砂として役に立たないものはない・・・」ということです。

その人に、それらの一つ一つをみがき砂として生かそうという気持さえあればね。


                  池波正太郎

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巡礼

〇苦しみ働け、常に苦しみつつ、常に希望を抱け。永住の地を望むな。

此の世は巡礼である。



〇人間がもっとも心をひきしめなけれなならないのは、不況に際してではなく、

好景気のときなのだ。



〇どんな花にも、どんな木にも、みな名前がある。雑木林というのは

人間の作った勝手な言葉だ。


              山本周五郎


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生の完結

○人生の生き方の理想としては、いつどこで命が果てようとも、それを以て、

わが終末と同時に、わが「生」の完結であるような生き方をしたいものである。

それには、何時「死」に見舞われるか知れぬ己が「生」の有限性を徹見して、

わが生涯の終末を、常にその念頭から放さぬ心掛けが大切である。


                    森  信三

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自分

自分を育てるものは、結局自分以外にはない。


           芦田恵之助

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眼に見える物さえ正せない程度で、

刻々に転変して止まぬ人間の心の洞察など、

出来ようはずがない。

           森 信三

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叱る

息子を一生に三度は叱るか、それとも一生に一度も叱らぬか、

父親にはこのような深い心の構えがなくてはなるまい。


             森 信三


僕の父は、後者だった。

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人はすべからく <終生の師>をもつべし。

真に卓越せる師をもつ人は、終生道を求めて歩きつづける。

その状あたかも 北斗星を望んで航行する船の如し。


森 信三

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あれ




最も関心の深いことは、「あれ」と言っただけで解かる。

             毎田 周一


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風が止んでから

帆を上げたって

船は前には進まない

  

    東野圭吾 「分身」


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母性

女には母性がある。

母性がなければ、

女は生きていけないし、

戦うこともできないの。

単に子供を産むとか産まないとかって

問題じゃない。

母性は宇宙を包むのよ。

   
      東野圭吾 「分身」

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