自分のことを理解しているのは自分だけだ。
人はどんどん一人になる訓練をしていかなければいけないと思う。
もとより人は一人で生まれて一人で死んでいくのだから。
森永 卓郎
二人ゐる 秋耕すでに 暮れんとす (一天)
終戦後郷里に帰った一家は、両親の食糧増産の手伝いの他に、自分たちで営む畑を一枚あてがわれた。湾入を一望する段々畑の一角、芋を掘り上げた後へ麦を蒔く。嫁入り当時、百姓は嫌いだと言っていた妻が、おし迫る夕闇の中でせっせと畝かきをしている。そのねいさん被りの横顔が不思議な感動を誘った。祖母に任せっきりの三児のことも念頭になく、(全くあの時子供たちはどうしていたのだろう)いつまでも黙々と鍬を動かし続けた。
「さよなら」も言わずに消えて行く
その長い空白の中に、何を想えと言うのだろう
想像できる答えを三つ
心の白紙に書いてみた
それらの上に三本の直線を引き
可能な限りの横線を引きあみだくじを形成した
僕は当然の如く三番を選んだ
鉛筆が曲がり下りるにつれて
その速度は緩まって行った
そして・・・僕は・・・
その作業を停止してしまった
その三つの答え以外のような気がしたのだ
それはおそろしく不気味でもあり
とんでもなく歓喜的でもあるようにも思えた
たとえ就寝前の五分間でもいい
あるいは、眠りについた夢の中ででもいい
自分だけの時間を持ちなさい
誰にも邪魔されない・・・自分だけの時間を
でないと・・・
あなた自身が潰れますよ
人生の選択肢は
二つしかありません。
今やるか、一生やらないか、
「いつか」がやってくることは
ほとんどありません。
今日やらなければ
一生やらないのと一緒。
始めるのに
ベストタイミングは「今」です。