「さよなら」も言わずに消えて行く
その長い空白の中に、何を想えと言うのだろう
想像できる答えを三つ
心の白紙に書いてみた
それらの上に三本の直線を引き
可能な限りの横線を引きあみだくじを形成した
僕は当然の如く三番を選んだ
鉛筆が曲がり下りるにつれて
その速度は緩まって行った
そして・・・僕は・・・
その作業を停止してしまった
その三つの答え以外のような気がしたのだ
それはおそろしく不気味でもあり
とんでもなく歓喜的でもあるようにも思えた
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