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同化

小説を読んで・・・

映画を観て・・・

自分を見つめ直す

作中の人物が

僕と同化して

涙と悲しい微笑みが

僕の心の膿を

洗い流してくれる27.5.10-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

三者三様

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これだけは譲れない

人間的な強さは

時に「ずるさ」や「横柄」ととられがちなのだが

それを気にしているようでは

真の自己の確立はないわけで・・・

だれが何と言おうと

これだけはゆずれない〜とする生き方が

それらしい結果をもたらすのだと

僕は信じたいのです

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僕の心の網目は 結構粗いつもりなんだが

どうやらそうでもないらしく

どんどん網から落ちて行って

残った人は ほんの数人になってしまった

もちろん 網を揺するのは

自動的であったり 他動的であったりするんだが

どちらにしたところで

残るべき人が残ることに変わりはない27.5.2-2.jpg

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錯覚

どんなに素晴らしい話を聞いても

耳を聞き役にして、心に刻まず

どんなに美しい場面を見ても

ただ見ているだけで、心に染めず

それはあたかも・・・

百科事典を書棚に並べて

知識を得たると錯覚しているようなものだ

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飛行

悲しみの壁に向かって

僕が投げたボールは

跳ね返ってくるどころか

突き抜けてしまって

はるか奥深い闇の中へ

吸い込まれて行ってしまった

それが何を意味するのか

僕は理解できずに立ち竦んでしまった

やがて僕はあのボールが

落ちて行ったのではなくて

飛び続けているという確信に至った

そして・・・

その行き先がどこであるのかも

薄ぼんやりと見当がついていた27.5.1-4.jpg

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死 即 生

 「死」の徹見即「生」の全充実。「死」の絶壁にボールを投げつけ、

 そのはねかえる力を根源的エネルギーとし、日々を真剣に生き抜くべし。


                   森  信三

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