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回れ右

  

  自分とは、最も身近にいる他人だ。

  自分をもて余すというじゃないか。



       【毎田周一】

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自分を客観視する自分がいるわけだが、どちらの自分が

本当の自分なのか?

時にその二人の自分は、立場を入れ替わったりもするわけで……

これが高じると、もちろん精神的、心理的な病気なわけだが……

こう書くと、どうも第三の自分が居るらしい。

そこらの裁きは、【天】にお任せしましょう。

心療内科のドアの前で、回れ右しましょう。

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posted by わたなべあきお | - | -

越えて行け

♪教えられるものに 別れをつげて 
 届かないものを 身近に感じて

 分かり合うよりは たしかめ合うことだ
 季節のめぐる中で 今日をたしかめる

 空を飛ぶことよりは 地をはうために
 口を閉ざすんだ 臆病者として

 越えるものはすべて 手さぐりの中で
 見知らぬ旅人に 夢よ多かれ

 越えて行け そこを
 越えて行け それを
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拓郎の八十才のライブコンサートを耳にする

さすがに歳には勝てない部分はあるが、人のことは言えない

ファンも同じく歳を重ねているのだ

青春期の歌詞内容が錆びないのは、不思議な感覚だ

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見えないところで…

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ナニクソ!

◯過度な感傷は重荷だが、感傷のないところには人間味もない。


◯人生の最後の切り札には、何糞!と書いてある。


      【毎田 周一】

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父の恩師は、「ナニクソ先生」と呼ばれた人でした。

松江市長にもなられました。

父の出版した本の序文や推薦文を書いてくださいました。

「何糞」……俗っぽい言葉ですが、核心をついた言葉です。

負けん気、根気、そして慈悲心

人間の器を形成する、欠かせない要素です。

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最下段

 ◯老年の自覚というものはあり得ない。

  生命が生命であるかぎり。


 ◯いつも人生の最下段に自己を発見するものにのみ、
  
  瑞々しい生命が恵まれる。


      【毎田周一】

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◯貧こそは、独立の砦。


◯安楽を欲して、人は生活を縮めてゆく。


    【毎田周一】

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強さ 弱さ

 
  ◯大きい声を出すものに 力はない。


  ◯強がる人は弱い。

   自己の弱さの認識は強い。



      【毎田 周一】



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さよなら

   さよならも力を与えてくれるものだ

私は、これまでの短い半生のなかで、多くの人との別離を経験してきた。
彼ら、彼女たちは、私にサヨナラとはひとことも言わなかった。
それでも歳月は、私に、彼ら彼女たちの笑ったり、歌ったりしているまぶしい姿を、
ふとした時に見せてくれる。
人の出逢いは、逢えば必ず別離を迎える。それが私たちの‘生’である。生きていることがどんなに素晴らしいことかを、さよならが教えてくれることがある。

        【伊集院 静】

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詩人

ある詩人の友が言った

「彼は 詩作を止め 山中深く 入り込んだ」

「だから 彼は 本物の 詩人になった」


奥深い言葉だな…

人間に付き纏う

名誉欲…利欲…我欲…


自由人とは、僕らごときが考えるソレとは

桁外れの人種なんだろう

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 私は今も、前方に光明を見ている。闇の中に一点の光を見る。闇というものが
如何に厚っぽい、重々しい、深い遠い垂れたものかということと、そういう完全な
闇の中にも一つの点の明るさがあって、それはぼうと白く霧の中の明るい小さな穴を
なしていて、しかもその穴からはいくら外をのぞいてみても、仮相の形象の何一つ
見えないということを、私は丁寧に知った。これは経験である。自分の指先さえ
見えない深い木の間の闇夜より、なほ厚い閉ざされた垂れ下がった闇があったことを、
私は戦後にまざまざと経験して知ったのである。しかし私は自分がその闇の住人となる
「不安」を毛頭も意識しなかった。
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昭和二十年代から三十年代の前期にものを学び教えられた若い年代は、最も卑しい者や
卑しくなったものに、卑しい方法で卑しいことを教わったということを、一度反省して
みる必要がある。たしかに卑しいと納得し、しかもそれを自分の責任で反省する者が、
次代のまことの変革精神の核となることを私は信じている。

          【保田与重郎】

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