時間は有限だ。
他人の生き方を気にして、無駄にしてはならない。
最も大切なのは、他人の意見に影響されず、
自分の本心と直感に従うこと。
自分が本当にありたい姿は、
自分の心が知っているものだ。
ステイ−ブ・ジョブス
他人に厳しく、己に甘い・・・のが世の中の大半であるが
僕的に言わせてもらえば・・・
他人に厳しく、己にはそれに倍して厳しく!
困ったことに、他人様のことは見たくなくても見えるものである
それに反比例して、自分のことはトンと見えてこない
なんとも皮肉なこの「甘えの構造」
言葉の無力を感じる
言い方を替えれば・・・
言葉にしてしまうと真意が伝わらない気がする
では、どうすればいいのか?
黙って相手の瞳を見つめる
そっと後ろ姿に心の手を差し伸べる
その眼差しに心の言葉を感じ取ってもらえるだろうか?
「大変だね・・・辛いよね・・・頑張れよ・・・」
「いつも傍に僕がいるよ・・・」
よく、「自業自得」という言葉を耳にするが
たしかにそうなのかもしれない
だからと言って、突き放し傍観することは
僕にはできない
心的に「寄り添う」
それくらいしか、今の僕にはできない
人間の「老い」や「痴呆」という現実が
家族を、親族を、息子や娘を、その嫁や孫たちさえも
黒い渦の中に巻き込んでしまう
「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまっていいものなんだ。けれども、
全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残って
いるものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。」
太宰 治
見たくもないものは、見なくていい
知りたくもないものは、知らなくていい
氾濫する情報の取捨選択
決定するのは自分自身
それを見たからって、何になる
それを知ったからって、何になる
時には、無人島で暮らすが良い