♪空よ 水色の空よ
雲の上に 夢をのせて
空よ わたしの心よ
想い出すの 幼い日を
ふるさとの 野山で
はじめて 芽生えた
あどけないふたりの 小さな愛
空よ 教えてほしいの
あの子はいま どこにいるの
空よ(トワ・エ・モア)
余命三カ月
肺がん・・・転移
脳に上ったら終わり
気丈な奥さんの説明
ホスピス行きは嫌がってる
おしめを嫌い
なんとか自力でポータブルトイレまで行こうとする
介添えなら出来るけど
抱っこは無理
そうなったら施設に入ってや・・・って言うてある
共倒れになる
「おまえには迷惑かけっぱなしやったな・・・
わしが死んだら好きなことし〜や・・・」
(もうおそいわ!)泣き笑い
わたなべさん、ビール飲むやろ
持って帰って
置いといてもしゃ〜ないし
(何しに来たんやら・・・あべこべや)
でも・・・
目が喜んでた
ちょっとは元気の源になれたかな?
ほんとは・・・
山あれば
山あれば
谷あり
谷あれば水あり
うつくしきかな
家あれば
母あり
母あれば涙あり
やるせなきかな
母を慕う
母を慕う
わが心 すなおなり
母にそむく
わが心 いがむなり
このふたつ
いつも母の姿につながり
からみあいて この年までつづきぬ
あわれにしておかし
詩集・おかさん(サトウハチロー)
♪ひとりになるのは誰だって恐いから
つまづいた夢に罰をあたえるけど
間抜けなことも人生の一部だと
今日のおろかさを笑い飛ばしたい
なにかをひとつ失くした時に
人は知らずになにかを手にする
きみのためにできることを
あれからずっと探してる
全部だきしめて 君の近くにいよう
星になった歌も 過ぎた想い出も
全部だきしめて 君の近くにいよう
きみが黙るなら きみにささやいて
全部だきしめて きみと歩いていこう
きみが泣くのなら きみの涙まで
全部だきしめて きみと歩いていこう
きみが笑うなら きみの笑顔まで
全部だきしめて(吉田拓郎)