<< 2022/05 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

井の中の蛙

「井の中の蛙大海を知らず」と言いますが

ひねくれて受け止めるわけではなくて

そんなに広い世界を知ろうとしなくても

身近なこじんまりとした世界で

「一隅を照らす」存在となるのも

ひとつの生き方ではなかろうかと思うのです。

この情報過多の世の中ですから、大方の人は

それなりの情報は持ち合わせています。

しかし、それが中身のある知識かどうかとなると疑問です。

ささやかながらも、ある程度のこじんまりとした世界で

ゆるやかに充実した生活を心がけるのもいいのではないでしょうか。

20220526_165126.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

魂のふれあい

ゴロゴロ石の急な坂道

木蔭の中の透き通った湧き水

見上げる葉陰に見え隠れする家

登り切った丘の上

見下ろせば真っ青な入り江

此処が知夫里島 生まれ故郷

兄姉眠り 母眠る 自然の只中の墓地

祠は朽ちて土と化し

落ち葉が彼らを優しく覆う

深い緑のトンネルを歩けば

彼らの囁きと笑い声が聞こえるような

もう一度引き返し お〜い!と叫んでみる

こだまは聞こえず

優しい空に吸い込まれていく

お〜い! お〜い!

懐かしくあたたかな魂のふれあい

隠岐の島知夫里.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

いわさきちひろの世界

20220527_101947.jpg   



20220527_102035.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

百歳未満

20220527_090604.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

背景の記憶(295)

湖の干拓地 車の通らない跨線橋

独りぼっちの街灯 夢の影

わずかな時間の 待ち合わせ

言葉はいらない

ただ寄り添い 手を握る

あの遠い日の涙は

明日への希望ではなかったのか

txt03_img_a_on.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

♪君へと続く道

♪まだ見ぬ空のむこうから 明日がやってくる 

昨日の涙虹にして 僕はバスに乗る 

名も知らぬ街の夕暮れ 君の名前呼んでみる 

遠く近く君の歌が聴こえるような 

たとえ星が見えなくても 願いかけ眠るよ 

明日を今日に引き寄せて 僕の朝が来る 

会いに行くよ 迎えに行くよ 

どんな道だって 君へと続いている


♪君へと続く道 ダ.カーポ
20220518_225101.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

 街

♪下駄の音 路地裏通り 雨上がりの屋根

  窓越しの手まり唄 おさげ髪の思い出

  この街が好きさ 君がいるから

この街が好きさ 君の微笑みあるから

街の角 喫茶店 古い美術館

山かげの細い道 初恋の涙

この街が好きさ 君がいるから

この街が好きさ 君の微笑みあるから

夕焼け雲 五重の塔 石畳の鳩

プラタナスの道で 君を待ちながら

この街が好きさ 君がいるから

この街が好きさ 君の微笑みあるから

大学通り 流れる川 走る路面電車

背の低い山を見て 君と僕の明日

この街が好きさ 君がいるから

この街が好きさ 君の微笑みあるから


♪高石ともや

哲学の道.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

背景の記憶(294)

高校二年の時、進学校の得体の知れない圧力に屈して、僕は登校拒否になった。自宅は出ても学校の近くのばあちゃんの家に行くようになった。ばあちゃんは問い詰めるようなことは一言も言わず、「カルタ(花札)しょうや」と言って遊んでくれた。僕にも分かるようなイカサマだったが、僕はそれもまた嬉しかった。あの数ヶ月が無かったら、僕は出口の無い暗闇に入り込んで行ったかも知れない。

posted by わたなべあきお | - | -

背景の記憶(293)

小学校の遠足の二三日前

汚れたズック(布靴)をタワシで懸命に洗った。

親にあれこれと買ってくれとは言いづらい時代だった。

昭和二十年代の話。

当時は、さすがに裸足というのは無かったが

平素はゴム草履か黒い短靴を履いていた。

どこの家も総じて貧しかったから、履物にそれほどの

執着は無かった。しかし、

大人ならよそ行きの服とか一張羅とかいう言葉が

存在する時代だったから、子供にもそれなりの意識はあった。

子供なりのよそ行き感覚だったんだろう。

徐々に異性を意識し始めて、体裁を考え出したということだろう。

実のところは、そんなひとの風体など気にはしていないのだが

子供なりの自意識というか、そんな感情が芽生える時期だった

のかもしれない。

posted by わたなべあきお | - | -

ボヘミアン

○♪君と出会った奇跡が この胸にあふれてる

  きっと今は自由に空も飛べるはず

  夢を濡らした涙が 海原へ流れたら

  ずっとそばで笑っていてほしい・・・


○全てにおいて 

 ピカピカより

 艶消しを好む。

 生い立ちから来る副産物。


○この静けさは何ぞや

 大嵐の前?

 台風の目?

 戦々恐々とした毎日


○知り合いに、新聞購読せず、テレビなし

 情報源は読書とラジオのみ・・・

 という人がいるが、

 この源もN○Kさえ、今や怪しくなってきた

 どこかの誰かが操っている


○自殺 自死 裁死・・・

 本人の意識 まわりの見解



○「かへらないことが最善だよ」

 それは放浪の哲学   <金子光晴>


○ボヘミアン

 心の奥底でずっと燻り続けているものがある




○葉脈のように

 僕の血脈が浮かび上がる


○近くの大学の掲示板

 「猿も木から落ちる でもまた登ればいい」

 でも今は、

 その意欲さえ奪われてしまった人が多い


○起こってしまったこと自体を責めているのではなく

 その対応のあり方とスピードが

 責められているのです。

 それは、個人も国も同じです。

 幾つもの警鐘が鳴らされてきたのに。


○職業に貴賎なし

 一事貫徹が素晴らしい。   


○「戦争が無い状態」

 という意味での「平和」e584e32508bd07fb889a059dfcfb3c76.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top