喫茶店での商談中
お客さん(奥さん)が、『ねぇ・・・わたなべさん、これどう思います?』
とイアリングを指さした。
「あぁ〜とってもシンプルでお似合いですよ」と即答した。
実際、ごてごてしていないし、大袈裟なほど大きくもなかった。
すると彼女は、ちょっと笑いながら
『実はね、コレ・・・300円なの』と言った。
「えぇ〜、そうなんですか!」
『今日、銀行に行ったとき、女性行員さんが<いいですね〜>だって』
と言って、首を救寝て見せた。
言葉には出さなかったが、やはり肝心なのは《土台》なんだと・・・。
さりげなくシュッとしている人は、何を身に着けても似合うものなのだと・・・。
それにしても、300円にはマイッタ!
エッセイは、英語では「essay」、フランス語では「essai。
本来、「エッセイ(Essai)」には、「随想」「随筆」といった意味はなく、
「試み」を意味するフランス語で、モンテーニュの『エセー』は「試論」という
意味であった。
(語源由来辞典)
※明治時代、随分と外国語の誤訳が多かったらしい。