この世界で日本人だけが、永遠を一瞬のうちに定着することの出来る唯一の民族だ
(ミクロなるものの中にマクロなるものを発見する感性)
アンドレ・マルロウ
日本人の価値観と感性が世界にとって極めて将来的な意味を持つ
アインシュタイン
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今では英語文明圏の新しい代表のアメリカの文明が世界に浸透しすぎて、文明の
ある部分だけならいいが、民族の感性や情念の表象である文化までを侵食し画一化
してかかろうというなら、これは許せぬこと、防がなくてならぬことに違いない。
石原慎太郎
ほどよい距離感を保ち
一人の時間も楽しめて
良いところも悪いところも受け入れ
足りないところを補い合い
苦しいときこそ話し合えて
何かあれば二人で問題を解決して
思いやりと感謝の気持ちを忘れず
歳をとっても何も言わなくても
そばにいるだけで安心できて
もっと一緒に生きたいと
思えるのがいい夫婦
幸せだとわかるのは
辛かった時があったから
安心できるのは
寂しかった時があったから
夢だとわかるのは
叶えられない時があったから
笑顔でいられるのは
涙を流した時があったから
出会えたのは
別れがあったから
どんな経験も無駄にはならない
未来のあなたに活かされる
「時」はその間も確実に流れ往き、過ぎ去っていきます。その流れを痛切に思い知らせてくれるのは、親しかった人、愛した人、愛してくれた人々の他界でした。その人たちの死を見送るたび、いつでも愕然として、過ぎ行く時と人の命について考えずにはいられません。
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はかないと言う字を儚い、人の夢と考えた人は何という詩人でしょう。儚い人生であるが故に人は時の永遠性に憧れ、夢を紡ぐのだと思います。
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瀬戸内寂聴
浦島太郎の「玉手箱」の中味は「時間」であった。
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高級な動物は自分の老いを悟り、次のリーダーに地位を譲って、群れから離れて行ったりするが、それでも自分の一生についてことさら考えたり、ましてそんな状況をもたらした時の流れについて考えたりはしない。
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今より先の時間のことを未来とも将来とも呼ぶが、二つの言葉の意味合いは違っていて、未来はただの未来だが「将来」には人間の願いや期待を含めてのいろいろな意思が被せられています。
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「時間」はいわば「存在」を証しだてる影のようなものです。人間の存在、私たちの人生は限られているからこそ、つまり自分の在り方について意識するからこそ、人間は時を強く意識し時間について考えるのでしょう。
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石原慎太郎
「好奇心」とは
「奇」を「好む」「心」である。
たぶん、弱い人間が警戒心を高じさせて
「奇(異)」に対して
敏感になったせいで
身に着けた本能的なものなんだろうね。
糸井重里
○遠回りしてやるのも
素晴らしいこと
○やるか
やらないかですよ 人生は
○人生にマイナスはないですね
マイナスはプラスにするための
準備期間だと思います
桑田真澄