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レッドカード

ほんのちょっとした時間のずれが

とてつもなく大きな溝を生んだ

疑念や詮索を超えて

突き当りの右か左の選択肢

どちらを答えたって

君の手にはレッドカードが握られている

多弁な言い訳も無言の沈黙も許されず

僕は途方に暮れた

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posted by わたなべあきお | - | -

「時代おくれ」

♪一日二杯の酒を飲み
 肴は特にこだわらず
 マイクが来たなら微笑んで
 十八番をひとつ歌うだけ
 妻には涙を見せないで
 子供に愚痴を聞かせずに
 男の嘆きはほろ酔いで
 酒場の隅に置いて行く
 目立たぬようにはしゃがぬように
 似合わぬことは無理をせず
 ひとの心を見つめ続ける
 時代おくれの男になりたい

 不器用だけれどしらけずに
 純粋だけど野暮じゃなく
 上手なお酒を飲みながら
 一年一度酔っぱらう
 昔の友には優しくて
 変わらぬ友と信じ込み
 あれこれ仕事もあるくせに
 自分のことは後にする
 ねたまぬようにあせらぬように
 飾った世界に流されず
 好きな誰かを想い続ける
 時代おくれの男になりたい

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posted by わたなべあきお | - | -

世捨て人

今読んでいる本の中に、ハッとする文言を見つけて驚く。

<世捨て人>

僕は二十歳のころ、叔父の依頼に乗って、離島での港湾建設の仕事の手伝いをしていた。
従業員のほとんどが出稼ぎ労働者で、その人たちを束ねるのが役目だった。
今なら犯罪ものだろうが(いや当時でもチャンとした犯罪か)、無免許で小型船やダンプを運転したり、潜水夫の命綱を握ったりしていた。
飯場では鹿児島出身の人たちの影響で、焼酎をしこたま呑んだ。父親のような世代の人たちに「アキちゃん、アキちゃん」と可愛がられた。
そんな賑わいの中から抜けて、夜中に波止場に熱転がって、星空を眺めるのが常だった。
そんな僕にある日叔父が、酔っていたせいもあるのだろう・・・「お前は、世捨て人みたいなやっちゃなぁ〜」と呟いた。(若干二十歳の人間に世捨て人か・・・)不思議と反感は覚えなかった。言い当てていたからかもしれない。そうなんだ、あのころ僕はもう、ある部分で達観していたところがあったんだ。母親のいない現世なんて・・・」と。

そして・・・27.9.28-3.jpg

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posted by わたなべあきお | - | -

独りぼっち

今しかできないなぁ〜という夢がある

そう思いながら五年は経っただろうか

キャンピングカーとまではいかなくても

車中で寝られる大きめのワゴン車でいい

お世話になったあの人に

懐かしいあの人に

あの人にも、あの人にも

逢いに行こうと思ったいるのだ

葬式ではだめなんだ

生きてる間に行かなくちゃ

飲んで・・・飲んで・・・

語り・・・歌い・・・懺悔する

あのひとはもういない

あのひとももういない

みんなが僕を

独りぼっちにしてしまう

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でも・・・

食べるものがなくても
着るものがなくても
それが辛いとは思わない
舐め味噌で空腹を紛らわし
ジーパン一本と寝袋で
生きてきた人生だから
そんなことではへこたれない

なにが辛いって
家族を守れなくなることほど
辛いことはない
自分一人の事なら
何とだってなる
何だって我慢できる

でも・・・
でも・・・


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posted by わたなべあきお | - | -

背景の記憶(184)

♪僕には何もなかった
 未来も夢も
 辛い毎日に疲れた心だけ
 そんな僕にとって
 光になってくれた人
 この世界で
 道しるべになってくれた人
 僕の心の傷さえも
 癒してくれた人
 それは君だった
 僕が生きている間
 その時間の中で
 一日も忘れることはないだろう
 この愛をすべて
 捧げられなくて
 今も涙で君を想っている
 また独りになった僕は
 悲しみに暮れて
 心が折れて行く

 僕のすべてを
 捧げたかった人
 君はもう一人の僕だと
 信じたかった
 これが最後の愛であることを
 夢を見させてくれた人
 それは君だった
 僕が生きている間
 その時間の中で
 一日も忘れることはないだろう
 この愛をすべて
 捧げられなくて
 今も涙で君を想っている
 また独りになった僕は
 悲しみに暮れて
 心が折れて行く

 忘れ去られても
 色あせても
 君への愛だけは
 僕が生きている間
 このままずっと
 永遠に変わらない
 なぜかと聞かないでほしい
 君を愛するのは
 君と僕が
 二人で一人だから
 君は僕の
 愛しい人

   「痛み」主題歌

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あっけらか〜ん

ネガティヴな問題に直面し、苦しくなってきたら、「神様が解決策を考える機会を与えてくれたんだ!ラッキー☆」など、すぐ意識的に能天気に捉えるようにしました。そうしたら、不思議とあっという間に解決するようになりました(笑)

離れて行く人は追わない。それよりも、今日の前にいる人、これから出会う人の方が大切。過去よりも今と未来を大事にしていきましょ?
じゃないと、素晴らしい出会いを逃してしまいますよ〜

綱渡り結構じゃないですか!自転車で操業できてるって幸せじゃないですか!
このご時世に凄いことじゃないですか!
リムジンも事故で大破したら終わり。乗り物の大小は関係ありませんよ。

あっけらか〜んといきましょ?悩んでも仕方ないことは悩まない!自分の意思が決定したら、そのタイミングが来るまで動かない。その間、未来のための準備をしたり、心に栄養を与えたり、人生を楽しむための時間に充てたらいいと思いますよ。

幸せは誰にも平等に与えられてる。辛い時こそ、その見つけ方を忘れないよう、見失わないよう、おたがい頑張りましょう!!

         (北の大地の大切な友からのメール)

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颯爽と

背筋を伸ばして

しっかり前を向き

颯爽と歩く貴女に

しばし目を奪われた

ハンドルを握る僕が

猫背になっているのに気付いて

僕は車中で

よしっ!と気合を入れた

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黒い色のジーパン

うす紫の山並みは ふるさとの色
なだらかな山稜が 湖に映る
二人で堤に腰かけて
だまっていつまでも眺めてた
うす紫の山並みは ふるさとの色

ブルーグレーの夜空は 想い出の色
一番星を待つ前の わずかな瞬間
二人で小舟に横たわり
満天の星空を待ちわびた
ブルーグレーの夜空は 想い出の色

黒い色のジーパンは 悲しみの色
ボタンダウンのシャツが 似合ってた
二人が別れた坂道に
きみの靴音が遠ざかって行った
黒い色のジーパンは 悲しみの色
 

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posted by わたなべあきお | - | -

永世不戦国家

平たく言えば

「自分(自国)だけ、手を汚さないで、他人様(他国)の犠牲のもとに、恩恵にあずかるというのは如何なものか?」

と言いたいわけでしょう?

「積極的平和主義」〜これは誤魔化し以外の何ものでもないよね。

「絶対に戦争をしない」というのが大前提でなければ、「平和」を語る資格はないよね。

永世中立国ならぬ「永世不戦国家」こそ力があるんじゃないのかな。

posted by わたなべあきお | - | -

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