<< 2025/11 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

寄り道

過去のブログ

明日に賭ける橋.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

子守唄

空は抜けるように青く澄みきっている。

しかし、風は冷たく肌を刺す。

ジェット機が雲を引かずに、音だけを残して飛び去って行く。

たしかにあの雲の流れでは…と不確かな自説に納得してみせる。

ふとあの貿易センタービルの画面が蘇る。

突っ込むジェット機、立ち上る白煙…まるで無声映画のようなあの場面。

現場と傍観の冷酷極まりないコントラスト。

似たような事象が世界のあちこちで起きているというのに、なんと非情な客観視だ

ろう。

その意味においては、日本は平和であろう。しかし、惨禍のなかで見る彼らの夢や

希望には、僕らのそれはこれっぽっちも及はないはずだ。

どっちが人間的と言えるのか。どっちがまさに生きていると言えるのか。

詩的な感覚が政治的なきな臭さにおきかわり、戦場の子供たちの瞳に呼応して、

胸の中で流離い人の子守唄が流れる。


25.2.4-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

時の悪戯

あぁ、せめて三年前に逢えていれば…なんてことは、よくあるわけで。時の悪戯は容赦ない。

でも、人生に「もしも…」は無いわけで、現実を受け入れるしかない。

無理してその仮想の中に生きようとすれば、現実の歯車は狂いだし、その方向性は定まらす、時に空中分解も引き起こす。

それでも…しかし、空想の作り出すドラマが、現実の自分に劇的な変革をもたらすこともあるわけで…。

夢や空想の中で、半分以上生きているに等しい僕としては、そこらの物差や計りは持ってきてほしくないのです。

夢で逢いましょう。夢で語りましょう。夢でそのまた先を紡ぎましょう。

25.2.2-4.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

非日常

「非日常」の「日常化」はキツイ!・・・と感じる。

例えば、嫁の立場としての旦那の父あるいは母の介護。

それでなくても厳しい局面もあるのに、加えて「介護」となれば事は深刻だ。

加えて「痴呆」が絡めば、負担は倍化どころか想像を超える。

わが身に置き替えてみて、せめてそういう立場にならないでいようと思う。

何らかのお世話にはならざるを得なくなるだろうが、少なくともボケないで

いたい。いやいやその前に老々介護の方が現実的課題だ。

歌の文句じゃないけれど・・・

辛くても 辛くても 死には(いや待った!)

辛くても 辛くても ボケはしないわ

25.2.2-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

因果

哀れなるかな

大国の奢り 長者の驕り

長者の万灯 vs 貧女の一灯

25.2.1-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

原石

過去のブログ

25.1.29-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

介護従事者への助言

たとえ就寝前の五分間でもいい

あるいは、眠りについた夢の中ででもいい

自分だけの時間を持ちなさい

誰にも邪魔されない・・・自分だけの時間を

でないと・・・

あなた自身が潰れますよ

2.24.5.23-8.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

甘さ


他人に厳しく、己に甘い・・・のが世の中の大半であるが

僕的に言わせてもらえば・・・

他人に厳しく、己にはそれに倍して厳しく!

困ったことに、他人様のことは見たくなくても見えるものである

それに反比例して、自分のことはトンと見えてこない

なんとも皮肉なこの「甘えの構造」

25.1.21-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

これが自分ですから!

過去のブログ

16939307_832066713599560_8202490161883942109_n.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

黒い渦

言葉の無力を感じる

言い方を替えれば・・・

言葉にしてしまうと真意が伝わらない気がする

では、どうすればいいのか?

黙って相手の瞳を見つめる

そっと後ろ姿に心の手を差し伸べる

その眼差しに心の言葉を感じ取ってもらえるだろうか?

「大変だね・・・辛いよね・・・頑張れよ・・・」

「いつも傍に僕がいるよ・・・」

よく、「自業自得」という言葉を耳にするが

たしかにそうなのかもしれない

だからと言って、突き放し傍観することは

僕にはできない

心的に「寄り添う」

それくらいしか、今の僕にはできない

人間の「老い」や「痴呆」という現実が

家族を、親族を、息子や娘を、その嫁や孫たちさえも

黒い渦の中に巻き込んでしまう

25.1.19-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top