白い顔

港の雨に濡れてる夜は

想い出すんだ白い顔

二人で歩いたあの坂道も

霧に霞んで哭いている・・・


もうあの潮の香りが思い出せない

もうあの満天の星空が思い出せない

この半都会の匂いに、色に、染まり切ってしまったか・・・


唐突に

遥か離島を旅する夢を見る

そしてその沖合の青い、青い大海原に

この身を投げ出す夢を見る

それこそが我が故郷に帰ると言うものだ

母の懐に抱かれると言うものだ

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posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

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