夢芝居


大海原の向こうからか、大空の彼方からか知らないけれど

僕を迎えに来るような予兆を察知した時

僕は何を叫ぶのだろう?

自分で言うのも可笑しいが・・・

それこそが「魂の叫び」ではなかろうか

そのギリギリの瞬間

何とも女々しい独り言かも知れない

そしてまた・・・

有りっ丈の強がりの言葉かもしれない

「僕」という言葉は使わず

「俺」はまさしくこの「俺」だと叫ぶかもしれない

足掻きではない

心深くに潜んでいる「自身」の叫びなのだ

あたかも・・・もう夢の芝居は終わったぜ

とでも言うように・・・

24.10.29-3.jpg

posted by わたなべあきお | comments (0) | trackbacks (0)

コメント

コメントフォーム

トラックバック


▲page top