誰よりも多かったはずの貴女の写真が一枚も無い。
しかもそれらをどうしたのか全く記憶が無いんだ。
燃やしてしまったのかどうしたのか・・・
アルバムの中から剥した形跡もないしね・・・
たぶん、貴女だけのアルバムだったと思うよ。
相当なショックだったんだろうな。
記憶が飛ぶくらいだから。
「結婚」
あの時ほど、♪「22歳の別れ」を切に実感したことはなかったよ。
♪・・・・・・・・・・・・
今はただ五年の月日が
長すぎた春といえるだけです
あなたの知らないところへ
嫁いでゆくわたしにとって
ひとつだけこんなわたしの
わがままきいてくれるなら
あなたはあなたのままで
変わらずにいてくださいそのままで