京都の東南、坂の上のアパートには これといった家具は一つもなくて 机代わりの電気コタツとダークブルーの寝袋がひとつ 階段の入り口ドアには シルビーバルタンのポスターが一枚 朝に送り出し、夜に迎えてくれた 彼女の顔が別れたひとと重なって 僕はその唇にタッチするのだった
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