置き去りにされた悲しみは あなた方の胸には響かない 暗いバス停の前で ひたすら帰りを待っていた 一台また一台と バスが通りすぎて行く 家に鍵がかかっていたわけではなかったけど 真っ暗で 食べ物もなくて… わずか四才の僕には恐怖心が襲いかかって… バス停の灯り下の方がまだ安心で… 当時の幼子に 新婚さんの戯れ事など分かろうはずもなく… あの瞬間から 僕の拒絶反応は固まってしまったと思う
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