平然と

 【人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている】


 【沈黙が切ない。切なければへこたれてもいい。

  それでもともかく、人は歩き出すしかないのである。】


             【伊集院 静】

…………………………………………………………………………………………………………………

  時が止まったように、静寂が身を包む。

  世間と隔絶させられたかのような淀んだ時間だ。

  裏事情が分かれば分かるほど、テレビが白々しい。

  それでなくても、意図して観るわけでもないのだが…。

  年齢の近い有名人の近影に驚きを感じる。驚愕と言ってもいい。

  同時に、己に置き換えてみて、さらに滅入る。

  時は嘘をつかない。確実に変化を押し付けてくる。

  両手で覆っても、振り払っても、その隙間を突き抜けて来やがる。
 
   

   

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top