文明の利器たる携帯電話も、今やしごく当然の日用品となり、ボールペンや ハンカチ等と同じように、無造作にカバンやポケットの中にある。 着信音であれ、バイブであれ、それらさえもが日常化して、今日のこの日を 仕切っている。 僕は突然カベに向って投げつけたい衝動に駆られる。 まるで・・・ 時を止めてしまいたい!・・・とでも言うように。
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